環境情報開示の重要性
近年、私たちの社会では脱炭素社会への移行が強く求められています。企業にとっても、サステナビリティ経営は急務となっており、環境情報開示はその中でも不可欠な要素とされています。しかし、多くの企業が「どのように始めればよいのか」「他社の取り組みはどうなっているのか」「EPD(環境製品宣言)の具体的な活用法が分からない」といった悩みを抱えているのではないでしょうか。
セミナーの目的と内容
そんな中、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)と一般財団法人カケンテストセンターが共催で行うセミナーがこの8月に開催されます。このセミナーでは、環境情報開示に関する最新の動向を把握する機会として、さまざまな企業の実践例が紹介されます。
参加者は、環境情報の開示やEPDについての基本情報とともに、他社の取り組み事例を学び、今後の自社戦略に役立てることができます。
開催詳細
- - 日時: 2025年8月6日(水)15:00〜17:00
- - 場所: オンライン開催(Microsoft Teams タウンホール)
- - 参加費: 無料
- - 定員: 500名
- - お申し込み: こちらをクリック
講演プログラム
セミナーでは多様な講演が用意されており、以下のような内容が予定されています。
1.
「なぜ今、環境情報開示が求められるのか?国内外の最新動向」
講師: 山根 岳人(カケンテストセンター)
まずは、環境情報開示の重要性と国内外の最近の状況について解説します。
2.
「EPDとは?信頼性の高い環境情報の戦略的活用」
講師: 武田 尚太(SuMPO EPD事業部)
環境製品宣言(EPD)の意義と、それを企業がどのように活用できるかをお話しします。
3.
「建築業界で進むライフサイクルカーボンの削減に向けた取り組み」
講師: 田辺 慎吾(株式会社日建設計)
建築業界での具体的な取り組みを聞くことができます。
4.
「床からECO - 床材の環境情報開示による取り組み」
講師: 小玉 泰史(株式会社川島織物セルコン)
環境情報を開示した床材の取り組みについて紹介します。
5.
「自社と環境情報開示の取り組みと未来ビジョン」
講師: 土屋 旅人(タキヒヨー株式会社)
自社の取り組みと今後のビジョンについて考えます。
6.
カケンテストセンターの登録検証機関の紹介
セミナーのラストでは、カケンテストセンターの役割についても触れ、参加者が今後の活動に役立てる情報を提供します。
個人情報の取り扱い
本セミナーに申し込む際には、提供した個人情報が共催者であるカケンテストセンター及びSuMPOによって管理され、セミナーの運営や今後の情報配信に利用されます。参加者はこの取り扱いについて同意したものとみなされます。
参加する意義
このセミナーは、サステナビリティ経営を実現するための第一歩を踏み出す大きなきっかけとなるでしょう。企業の環境情報開示を効率的に進めるためのノウハウを学び、未来に向けた新たな戦略を共に考えていきましょう。