片岡義男.com：3,000作品の電子公開を達成した歴史的瞬間

片岡義男.com、3,000作品の電子公開達成

2024年12月20日、株式会社ボイジャーが運営する「片岡義男.com」にて、公開作品数が3,000に達しました。このサイトは、作家・片岡義男の小説をデジタル化し、過去の作品を未来へ繋ぐ重要なプラットフォームとして認知されています。

片岡義男.comは2015年7月にスタートし、以来「片岡義男全著作電子化計画」として、作家のすべての著作の電子化を目指してきました。オープンからわずか数日後、東京国際ブックフェアでは片岡自身が「過去が大事だということがわかったから、デジタルなんです。」と語り、その言葉はこのサイトの運営理念に密接に結びついています。

公開作品には、片岡義男の名作をはじめ、彼が書き下ろした新作や、貴重な未発表の作品も含まれています。1975年のトヨタ自動車販売の非売品として制作された小説『ゴーストタウンに紅い薔薇』や、書籍化されることなく「幻の小説」とされていた『横須賀ジョニーの歌』などがその一例です。また、フリーライター時代の作品や雑誌連載だけで終わった作品も調査し公開しています。

俳優の草刈正雄さんも、本作に出演したことを振り返り、片岡義男の作品が多くの人々に親しまれることを喜んでいます。「先生の作品が3000以上も電子化されたとの事で『湾岸道路』撮影時の記憶が走馬灯の様に甦ってきました」と彼は語りました。それほどまでに、片岡作品は多くの人々に影響を与え、今なお愛され続けています。

この数字の達成は、会員登録をし、サイトの運営を応援してくださる皆さまのおかげであり、読者の声は作家やスタッフにとって大きな励みとなっています。片岡義男.comは、ひとりの作家の作品をアーカイブし、未来へと継承していく取り組みです。過去から現在、そして未来へと繋がるこの試みに、ぜひご参加いただきたいと思います。

すでに片岡義男の作品に親しんでいる方も、初めて触れる方も、新たな発見が待っているはずです。この機会に是非新規会員登録をお勧めします。さらに、既存会員の方は、追加支援を通じて、片岡義男の世界をより深く楽しむことができます。

今後も、スタッフ一同、作品の電子化と広がりに尽力してまいります。片岡義男.comは、あなたの入会をお待ちしています。

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株式会社ボイジャーについて

株式会社ボイジャーは1992年に創業し、今日までデジタル出版をリードしてきた企業です。エキスパンドブックやジティータイムといったフォーマットを開発し、デジタル出版に新たな風を吹き込んできました。ボイジャーは「すべての人のメディアである」という哲学のもと、デジタル技術を通じて出版の未来を切り開くための活動を続けています。