茶葉から生まれた達磨
2026-08-27 13:47:43

静岡の自然の恵みを感じる「お茶染め達磨」が登場

静岡の自然の恵みを感じる「お茶染め達磨」が登場



静岡市駿河区丸子にある「駿府の工房 匠宿」は、廃棄された茶葉を活用した新たな工芸品「お茶染め達磨」を展示会「大日本市」で発表しました。これは、日本の伝統的なお茶産業を背景に、サステナブルな製造方法を通じて、新しい価値を生み出す試みです。

お茶の恵みを受け継ぐ「お茶染め」


「お茶染め」は、静岡のお茶産業で生まれた染色技法です。この技術は、茶葉の製造過程で出る「出物」を活用することで、未利用の資源から新たな価値を創出します。この「出物」は、本来捨てられる部分であり、製造工程で発生した茶葉の一部を指します。これを染料として使用し、捨てられるものを活かすという循環型のプロセスが、お茶染めの特徴です。

サステナブルな製造工程


お茶染めでは、まず茶葉を煮出し、染料として抽出。その後、残った茶殻は廃棄せず、無添加の廃棄物と混ぜて堆肥にし、畑へと還元。これにより、自然環境に配慮した持続可能な製造が行われています。この取り組みは、「お茶染めを文化に」をコンセプトに掲げ、未来に向けたものづくりの実現を目指しています。

美しさを追求した茶園俯瞰図


「お茶染め達磨」のデザインには、静岡の美しい茶畑を俯瞰した「茶園俯瞰図」が取り入れられています。この図案は、上空から見た茶畑の風景を表現しており、グレーの地色と黄土色の柄によって描かれています。

茶葉のグレーから黒の発色が特徴で、さらに静岡の伝統工芸「駿河和染」の型染め技術を用いることで、一つ一つ丁寧に柄が入れられています。このように、「お茶染め達磨」は視覚的にも楽しめる工芸品になっています。

鷲巣恭一郎の想い


工芸品「お茶染め達磨」は、職人である鷲巣恭一郎によって一年以上の開発期間を経て生まれました。彼は「未活用資源から価値を生み出し、工芸の担い手を育む」というビジョンを持っています。また、達磨の顔には「静岡茶」の文字をモチーフにした独自の図案が採用されています。

達磨は、転ばず起き上がることから「七転び八起き」を象徴する縁起物であり、商売繁盛や開運の願いが込められています。この特別な工芸品は、名刹・歓昌院にてご祈祷を受けた上でお届けされます。

発表会「大日本市」


「お茶染め達磨」は、合同展示会「大日本市」において正式に公開されます。会期は2026年9月2日から4日まで、東京都のTFTホールで開催されます。小売店やメディア関係者の訪問をお待ちしています。このイベントは、匠宿のプロダクトブランド「hounobi」の一環として行われます。

公式にお披露目される「お茶染め達磨」は、ギフトやお土産としての需要も見込まれています。

伝統工芸の未来のために


「お茶染め達磨」は、単なる工芸品ではなく、静岡の文化と産業を後世に残すための象徴でもあります。多くの想いが詰まったこの達磨が、多くの人々に愛され、静岡の新たな文化として育まれていくことを願っています。皆さんも、この新たな試みに触れてみてはいかがでしょうか。

静岡の美しい茶文化が生んだ「お茶染め達磨」、ぜひ手に取って、その魅力を感じてください。


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会社情報

会社名
株式会社創造舎
住所
静岡県静岡市葵区人宿町2丁目6-10SOZOSYAビル2F
電話番号

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