CONOCが建設業界のDXを加速、資金調達の背景とは
概要
株式会社CONOC(本社:東京渋谷区、代表取締役:山口一)は、建設業界向けの業務管理クラウドの推進に際し、ウィルグループやGAインベストメント、ブルーテックなどからプレシリーズAエクステンションラウンドでおよそ2億3000万円の資金調達を実施しました。これにより、累計の資金調達額は約4億5000万円に達しました。
資金調達の理由
2021年にリリースしたCONOCの業務管理クラウドは、わずか3年で500社以上に導入され、主にリフォーム会社などの建設業者に好評を得ています。しかし、建設業界全体において業務管理ツールを利用している企業はまだ半数に満たず、2024年4月施行の働き方改革関連法による影響で、勤怠管理や事務業務のデジタル化が急務です。
実際、CONOCが調査した結果、建設業に従事する4人に1人がデジタル業務管理ツールの導入を希望していることが明らかになっています。このことから、業務管理の効率化のニーズは非常に大きいと言えます。
目指すべき未来
今後、CONOCは建設業界の業務管理ツールを一元管理できるプラットフォームを構築し、作業時間の短縮や業務フローの効果的な進捗管理、さらに情報セキュリティの強化を図ります。シンプルで使いやすい設計のツールを通じて、業務の効率化を実現し、働き方を根本から変えていく考えです。
代表取締役のコメント
山口代表取締役は、今回の資金調達によって、建設業界が抱える多くの課題に対して、実効性のある解決策を提供できる体制が整ったとし、現場の声を反映させた直感的な業務管理ツールを開発することでDXを加速させる意義を強調しました。
採用情報
現在、CONOCでは事業成長に向けて、セールスやバックオフィスのポジションを募集中です。関心のある方は、公式ウェブサイトの採用ページにて詳細を確認し、応募をお待ちしています。
CONOCの業務管理クラウド
CONOCでは、工務店目線で開発した業務管理ツールが特徴です。これはAIを用いたツールであり、見積もりや請求書作成、売上・原価の自動分析など、業務の一元管理を実現しています。シンプルなデザインのおかげで、誰でも簡単に導入でき、導入翌日から使用が可能です。このツールを導入することで、建設業界における技術継承やナレッジの共有にも寄与し、高齢化が進む業界の課題にも対応します。
会社概要
CONOCは、建設業界のDX化を目指す企業として2010年に設立され、2021年には社名を変更し新たな企業理念を掲げて事業を展開中です。具体的には、業務の効率化と生産性向上に向けた技術的なソリューションを提供し、業界の常識を覆す取り組みを続けています。
所在地:東京都渋谷区渋谷1-1-3 アミーホール504
設立日:2010年3月(創業2004年1月)
URL:
CONOC公式サイト