新たな音楽体験を提供する「KLEW」とは
日本初となるファンとアーティストの新たなコミュニケーションプラットフォーム「KLEW」が株式会社Kultureよりリリースされました。このサービスは、音楽ライブにおけるファンエンゲージメントを進化させることを目的としており、ファン同士やアーティストとのデジタル空間での交流を実現します。
KLEWが目指すもの
KLEWは、同一公演のチケットを持つファン同士及びアーティストとのコミュニケーションを促進するために設計されており、これまであまり発展してこなかったライブ体験の幅を広げます。これにより、アーティストはファンの情報をより深く理解し、またファンはより強いロイヤリティを感じることができるようになります。
技術の力で得られる新たな価値
KLEWでは、AIを利用したチケット認証機能を導入しています。これにより、ユーザーは自身のスマートフォンでチケットの画像をアップロードすることによって、その公演に参戦しているかどうかが確認されます。認証されたユーザーは、アーティストと直接コミュニケーションを取ることが可能となり、ファン同士の交流も生まれる仕組みです。
KLEWの主要な機能
1.
チケット認証機能
チケットを撮影し、AIがその正当性をチェック。これにより、アーティストとのコミュニケーションが可能になるのです。
2.
コミュニケーションチャンネル
認証されたユーザーとアーティストだけが参加できる専用のチャットスペースを用意。ここでは、ライブ前後に会話しながらイベントへの期待感を高めることができます。
3.
スーパーメッセージ機能
ユーザーはアーティストに対して特別なメッセージを送ることができ、これに金銭的価値を持たせることが可能です。これが新たな収益源となることも期待されています。
4.
ロイヤリティ証明バッジとトークン
チケット所持を証明するバッジや、サポート証としてのトークン(NFT)を発行し、ファンのロイヤリティを目に見える形で表現します。
利用アーティストと公演
リリース時には、君島大空さんとThe NovembersがKLEWを活用した公演を行います。君島さんは、「KLEWを通じて、ファンと直接的なコミュニケーションができる場所が約束されていることが面白い」と語り、その期待感を表現しています。
The Novembersの小林祐介さんも、「特定のライブ参加者とのコミュニケーションを深めることができるのは新しい試みで楽しみ」とコメントされており、アーティスト自身もこのプラットフォームの可能性にワクワクしています。
KLEWが目指す未来
現在のライブ体験を根本から革新するKLEWは、今後もアーティストとのさらなるデータ共有、ファンへの特別な優待機能の実装などを検討しています。また、音楽だけでなく、演劇やスポーツ、さらには国際展開も視野に入れたこのサービスは、まさに次世代のエンターテインメントを創造する可能性を秘めています。
公式noteなどでより詳しい情報が発信されていくとのことですので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。KLEWの公式ホームページ(
https://klew.jp/)やSNSアカウントも今後の情報源として注目です。