宇宙タンクベンチ
2024-05-29 09:00:02

宇宙ロケット廃材を生かした家具が万博で常設展示へ

軽やかな宇宙の風を感じる家具、『宇宙タンクベンチ』



2025年に開催される日本国際博覧会、大阪・関西万博の目玉の一つとして注目を集めているのが、宇宙ロケットの廃材を用いたアップサイクル家具『宇宙タンクベンチ』です。このユニークなプロダクトは、「Co-Design Challenge」プログラムに採択され、万博会場に常設展示されることが決定しています。

万博を舞台にした新しい挑戦



「Co-Design Challenge」は、大阪万博に向けて「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした共創事業です。このプログラムでは、未来の日本の生活や町づくりに向けた新しいアイデアを具現化し、さまざまな物づくり体験を提供します。宇宙タンクベンチは、この理念にピッタリなプロジェクトで、&SPACE PROJECTが手がけています。

宇宙と暮らしの新たな関係



&SPACE PROJECTは宇宙ロケットの廃材を活用し、新しいプロダクトや産業を生み出すことを目的としています。このプロジェクトによって、宇宙というテーマが私たちの生活に身近な存在となり、持続可能な宇宙開発産業の構築が進められています。宇宙タンクベンチは、元となるロケット廃材から加工・組み立てまで道東エリアの多くのメーカーが協力して制作されます。

ユニークなデザインの秘密



宇宙タンクベンチは、インターステラテクノロジーズ社のMOMO初号機で使用されていた試験用燃料タンクをリメイクして作られています。このタンクは、アルミ合金から製造され、軽さと強度を兼ね備えています。廃材の特性を生かしながら、ヒストリーを感じさせるデザインが施されており、宇宙という壮大なテーマを反映しています。

ものづくり体験ツアーも予定



さらに、万博開催中には、宇宙タンクベンチの製造に携わった工房やメーカーの公開イベントやオープンファクトリーのツアーも計画されています。来場者は、実際にものづくりの現場を目の当たりにし、道東エリアの自然や文化に触れる体験ができる貴重な機会が提供されます。

持続可能な未来への道



株式会社DOKASENは、&SPACE PROJECTの一員としてこのプロジェクトに参画しています。彼らは廃材を利用することで、より身近に宇宙を感じられるライフスタイルの提案を行い、持続可能な開発を目指す活動に力を入れています。
 
宇宙と私たちの生活がつながり始める瞬間を楽しみにしつつ、万博での『宇宙タンクベンチ』の存在感に期待が高まります。持続可能な未来をどう形作っていくか、一人ひとりの意識と創造力が試される時代がやってきました。

会社情報

会社名
株式会社DOKASEN
住所
東京都世田谷区三宿1−8−4
電話番号
080-5067-0183

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。