働くビジネスケアラーを支援する介護サービスが新機能を追加

仕事と介護を支える新たな提携

日本の少子高齢化が進行する中、介護と仕事を両立させる"ビジネスケアラー"が増加する一方、介護を理由に職を辞する人も多く、その数は年間10万人を超えています。この状況に対応するため、株式会社インターネットインフィニティーと株式会社あいらいふが提携し、新しい支援サービス「わかるかいごBiz」に介護施設見学同行のサポート機能を追加することが決まりました。このサービスは、2024年10月1日から提供開始されます。

増加する介護のニーズ

総務省の調査によると、日本では365万人以上のビジネスケアラーが存在します。特に、仕事と介護を両立しなければならない中核世代の離職は深刻な問題で、企業にとっても無視できない状況です。インターネットインフィニティーは、この社会課題を解決するため、企業向けの福利厚生として「わかるかいごBiz」を提供しています。このサービスは、様々な介護に関する相談に対し、包括的なサポートを行っており、200社を超える企業とその200万人以上の従業員に利用されています。

一方のあいらいふは、20年以上にわたって有料老人ホームの紹介事業を手掛けており、毎年15,000件以上の相談を受けています。介護離職を防ぐためのサポートが急務であるという認識を持ち、今回の提携に至りました。

介護施設の見学同行サポートとは

「わかるかいごBiz」は、電話やメールによる介護相談の中で、ケアマネージャーや介護施設の紹介を行っています。これまでのサービス内容に新たな「介護施設見学同行サポート」が追加されることで、相談者は希望する施設への見学時にあいらいふのライフコーディネーターが同行し、専門的な視点からサポートを受けることができます。このサービスの利用により、訪問先の介護施設をより適切に選択できるようになります。