再生医療と郵便局が手を組む！健康寿命延伸に向けた新たな取り組み

再生医療と日本郵便の新たな連携

最近、再生医療関連事業を展開するセルソース株式会社が、日本郵便株式会社と新たな協業に向けた合意書を締結したというニュースが報じられました。この取り組みの目的は、社会的課題として注目されている健康寿命の延伸です。

セルソースの強みと取り組み

セルソースは、整形外科領域の医師との強固なネットワークを持ち、これまでに脂肪由来幹細胞や血液由来の加工受託サービスを医療機関に提供してきました。これにより、同社は約10万件の細胞等加工を受託し、医療機関に対して信頼性の高いサービスを提供しています。その結果、再生医療産業化の推進に寄与しています。

今回の合意書の締結により、セルソースは新たなアプローチとして、高齢者や運動が困難な方に対して医療の視点から負担なく運動習慣を提供する「メディカルフィットネス」に取り組むことを計画しています。これは、痛みが生じた後に行動するのではなく、その前に予防を促進するものです。

日本郵便との協力

パートナーとして名を連ねる日本郵便は、全国約24,000局の郵便局を通じて地域に密着したサービスを展開しています。彼らは地域のコミュニティ拠点としての役割を果たし、健康や生きがい、社会参加を促進するための多様な取り組みを実施しています。

「共創プラットフォーム」を目指し、地域コミュニティに根ざしたサービスを提供する同社は、今回の協業を通じて高齢者向けのメディカルフィットネスの重要性を強調しています。地域のリアルな接点を活かした新しい健康促進サービスの開発が期待されています。