フォロフライ、商用EVの新たな選択肢を提示
商用電気自動車メーカー、フォロフライ株式会社(本社:京都市下京区)が、2025年10月に開催される「Japan Mobility Show 2025」(東京ビッグサイト)および「トラックワールド」(ポートメッセなごや)において、商用EVの新たな3車種を同時に発表します。この革新に満ちた発表は、企業の成長と環境問題への配慮が結実した成果です。
発表会の詳細
発表の場となるJapan Mobility Show 2025では、メディアと関連企業が招かれ、10月29日にはプレスデーが設けられています。この日に行われるメディアカンファレンスでは、自社のビジョンや新型車両について詳細に説明される予定です。
製品の特徴
今回発表する3車種は、すべてに先進的な安全装備が標準装備されています。特に、環境意識の高まる中、フォロフライは「環境に優しいだけではなく、魅力的な車」を目指しており、お客様のニーズに応える製品作りを進めています。さらに、補助金制度を活用することで、コスト面でもディーゼル車と変わらない価格帯を実現しています。
先進的なビジネスモデル
フォロフライのビジネスモデルは、国内での設計・商品開発に特化しつつ、海外のOEMに生産を委託する「水平分業型」を採用しています。この戦略により、グローバルなOEM企業との提携を強化し、幅広いニーズに応える製品ラインナップを生み出しています。これにより、EVの「ラストワンマイル物流市場」にも対応していく計画です。
発表される車両の概要
1.
F11VS(高性能1トンクラスEVバン)
– このEVバンは、最大積載量1トンに対応し、充実した安全装備を備えています。CHAdeMO急速充電に対応し、快適な運行を支える追従機能付きクルーズコントロールや360°全方位モニターなどが搭載されています。
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サイズ: 全長4,990mm × 全幅1,980mm × 全高2,010mm
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バッテリー: 82.8kWh、航続距離は479km
2.
FKT-B(軽EVトラック)
– 軽バンタイプ「FKV」に続く、軽トラックバージョンで、最大積載量350kgの荷箱を装備しています。特に住宅街の細かな配送に最適です。
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サイズ: 全長3,395mm × 全幅1,475mm × 全高1,980mm
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バッテリー: 30kWh
3.
F3T-B(EVトラック)
– 都市部での配送を特化したモデルで、最大積載量3トン。パワフルなトルク感と静粛性が特徴です。
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サイズ: 全長5,995mm × 全幅2,185mm × 全高3,120mm
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バッテリー: 103Wh、航続距離は300km
展示会について
東京と名古屋での展示会は、フォロフライにとって次の成長段階を示す重要なイベントです。東京では、南展示棟4階の日本スーパーカー協会ブースにおいて、F11VSをはじめとする新型車両が展示される予定です。名古屋では、第二展示館にフォロフライブースが設置され、F11VS、FKT-B、F3T-Bが並ぶ予定です。これらの車両が、次世代の商用EVとしてどのように私たちの物流を変えていくのか、期待が高まります。
この新たな発表を通じて、フォロフライは商用EV市場におけるリーダーとしての地位を確立し、環境に優しい未来を共に築いていきたいと考えています。