福井県立恐竜博物館 特別展「バッドランドの恐竜たち」
福井県勝山市に位置する福井県立恐竜博物館にて、令和6年度の特別展「バッドランドの恐竜たちー北アメリカの1億年―」が開催されています。多くの方々の訪問に支えられ、この度、入場者数が20万人を突破しました。
この特別展は、北アメリカの恐竜たちをテーマにしており、恐竜研究の聖地とも言われる地域の魅力を存分にお楽しみいただける内容となっています。特に目を引く展示品の一つが、ティラノサウルス「ブラックビューティー」の実物の頭骨です。また、日本初公開となるゴルゴサウルスの全身骨格化石も見逃せません。さらに、恐竜博物館史上最長である全長約25メートルのディプロドクスも展示されており、子供から大人まで楽しむことができる貴重な機会です。
20万人の入場者を祝う「入場者20万人突破記念セレモニー」は、2024年9月6日に実施され、館長の谷川由美子氏や福井テレビの髙橋昭一専務、そして多くのお子さんたちが参加しました。このセレモニーでは、バルーンを空に飛ばし、来場者全員で達成を祝う感動的な瞬間を共有しました。
また、今後も特別展に関連したさまざまなイベントが予定されています。9月8日には、恐竜博物館の研究員である薗田哲平氏による展示解説と特別展ツアーが行われます。このツアーでは、展示品についての深い理解を得ることができ、恐竜に対する理解が一層深まること間違いなしです。
さらに、9月14日には、恐竜国定公園の古生物学者であるレベッカ・ハントフォスター氏が講演を行います。彼女は、後期ジュラ紀のモリソン層から発見された恐竜たちに関する最新の研究成果を紹介し、参加者を魅了することでしょう。10月14日には、岡山理科大学の千葉謙太郎博士による講演会も予定されています。こちらは北アメリカの後期白亜紀カンパニアン期の角竜類に焦点を当てた内容で、専門的な知識をもった参加者にも興味深いものとなるでしょう。
特別展では、平日には限定オリジナルステッカーの配布も行われており、9月中はディプロドクスの画像を使用したステッカーが提供されています。訪問の際にはぜひ手に入れたいアイテムです。
特別展「バッドランドの恐竜たち」は、2024年7月12日(金)から11月4日(月・振)まで開催されます。入場料金は一般1800円、高・大学生1600円、小・中学生および70歳以上の方1000円で、未就学の幼児は無料で入場できます。また、特別展の観覧券を購入すれば常設展も楽しむことが可能です。
チケットは福井県立恐竜博物館の公式ホームページで購入できますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。この貴重な機会をお見逃しなく!