コクーと東京ユナイテッドFCがアスリート支援プロジェクトを始動
このたび、コクー株式会社が東京ユナイテッドFC(関東サッカーリーグ1部)とパートナーシップ契約を結び、アスリートのセカンドキャリアを支援する「セカンドキャリア創出支援プロジェクト」を始めることとなりました。コクーはデジタル人材育成のノウハウを駆使し、サッカー選手が新たなビジネススキルを習得するための支援を行います。
パートナーシップ契約の意義
コクーは「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」を目的に、すべての人々がデジタルスキルを身につけて活躍できる社会を目指しています。これまで、女性向けのDX人財サービスを展開し、4,000名以上のデジタル人材を育成してきました。アスリートのセカンドキャリア形成の課題に対しては、自社の育成ノウハウを活用し、デジタルスキルを教えることが可能と考えています。
セカンドキャリア創出支援プロジェクトの展望
プロジェクトは2025年8月からスタートします。まず、東京ユナイテッドFCの高木俊幸選手と弓氣田葵選手がデジタルスキル研修を受講します。研修では、ビジネスリテラシーやデータ分析、デジタルマーケティングの基礎を学び、「元町ウェルネスパーク」の認知度向上を目指して取り組みます。コクーの長期経営計画「VISION2030」にも関連付けられ、37万人のDX人材輩出を目指し、さらなるプロジェクトの拡大を予定しています。
研修プログラムの内容
研修は「スキル習得」、「コンサルティング」、「実践」の3段階で進められます。選手は基礎的なデジタルスキルを習得し、その後マーケティング戦略の立案に移り、最終的には実際に成果を上げるための支援を受けます。コクーのプロ人材が伴走し、選手が自走できるようサポートを行います。
参加選手のコメント
高木選手は「このプロジェクトに参加できることを嬉しく思います。今までPCに触れた機会がなく、不安もありますが、自分の成長を楽しみにしています」とコメント。弓氣田選手も「新たなスキルを学ぶことができ、社会人としての成長を目指します」と語っています。
パートナーシップ契約に対する期待
一般社団法人クラブエルビーアンドビーアールビーの福田雅代表理事は、アスリートのセカンドキャリア問題に言及し、「新たな武器を持ち、広大な社会に挑む時が来ます。コクーのDXスキルがその武器になることを期待しています」と強調しました。コクーのCEO入江雄介氏も、アスリートがデジタルスキルを習得し、新しいキャリアにチャレンジできることを嬉しく思っています。
このプロジェクトが成功すれば、他のスポーツ選手やチームにも展開され、持続可能なアスリートのキャリア支援モデルが確立されるでしょう。コクーと東京ユナイテッドFCが手を組むことで、スポーツ界における新たな可能性が広がることに期待が寄せられています。