クリエイターと企業が交わるトークイベント「CROSS」の新しい挑戦について

クリエイターと企業の持続可能な協業を目指す「CROSS」

神戸市は、クリエイティブなアイデアとビジネスの融合を図るトークイベント「CROSS」を開催します。このイベントは、地域のクリエイターと企業の連携を促進し、新たなビジネスモデルや持続可能なプロジェクトを生み出すことを目的としています。

記念すべき第一回目の開催

2019年11月23日、デザイン・クリエイティブセンター神戸で開催される第1回目のテーマは「2020のクリエイティブ、企業とクリエイターが結ぶサスティナブルな事業のあり方」です。このイベントでは、クリエイティブとビジネスという二つの分野がどのように交差し、新たな価値を生み出すかを探求します。

ゲストスピーカーの紹介

イベントには、著名なゲストが登壇し、それぞれの実績や取り組みについて語ります。中川政七商店の中川政七氏、デザイナーの柳原照弘氏、grafのクリエイティブディレクター服部滋樹氏が参加し、実績紹介やパネルディスカッションを通じて皆さんに新たな視点を提供します。

中川政七氏の経歴

中川政七氏は、京都大学を卒業後、富士通株式会社に入社。その後、2002年に中川政七商店へ移籍し、2008年には社長に就任しました。日本初の工芸を基にしたSPA業態を確立し、独自のビジョンの下、経営コンサルティング事業にも着手しています。

柳原照弘氏のプロジェクト

柳原氏は、2002年に自身のスタジオを設立後、国際的なブランドへのデザイン提供を行ってきました。デザインの枠を超えたプロジェクトを手がけ、様々な分野で活動を広げています。

服部滋樹氏とgraf

服部氏は、grafの代表として、インテリアやブランディングに関する多くのデザインプロジェクトに携わっています。最近では地域ブランディングに力を入れており、社会に貢献する活動も行っています。

講演・パネルディスカッション

イベントのスケジュールは、13:30から始まり、第1部ではゲストによる実績や事例の紹介があります。その後、パネルディスカッションを挟み、交流会が行われる予定です。交流会では、登壇者や参加者同士のネットワーキングの場が設けられ、軽食とドリンクも用意されます。

登壇者との交流機会

参加者は、各スピーカーとのやり取りを通じて、学びやインスピレーションを得ることができる貴重な機会となります。このイベントは、クリエイティブなアプローチを取り入れることで、ビジネスの可能性を広げることを目的としているのです。

参加方法

参加希望者は、チケット予約サイトでの事前申し込みが必要です。参加費は無料ですが、交流会には2,000円の料金が発生します。先着150名の限定となっているため、興味のある方は早めの申し込みをおすすめします。

神戸市のクリエイティブ産業支援

神戸市では、クリエイターによる創造性を活かし、新たなビジネスやアイデアを生み出す環境を整えています。これにより、地域の活性化やブランド価値の向上が期待されています。クリエイティブ産業の振興策を積極的に進め、地域全体を魅力的な場へと導く役割を果たしています。

参加者が、クリエイティブな手法を通じたビジネスの新たな展開を実感できる場として、「CROSS」は期待されるイベントとなるでしょう。