東武鉄道オリジナル日本酒『車窓』の誕生
2025年3月14日に販売が開始される新たな日本酒『車窓』が、東武鉄道から登場します。この日本酒は、ユネスコの世界文化遺産に登録された「日光の社寺」が25周年を迎えたことと、「伝統的酒造り」の無形文化遺産登録を祝して開発されました。この記念すべき酒は、伊勢神宮の御神田から発見された“イセヒカリ米”と、日光二荒山神社からの清水で醸造されています。
『車窓』の魅力
『車窓』という名称には、鉄道旅行中に移りゆく風景とともに日本酒を楽しんでもらいたいという思いが込められています。そのラベルには、鹿沼組子がモチーフのスペーシアXからの眺めが楽しめる男体山の景観が描かれています。また、使用されている酒米は地元・鹿沼産のイセヒカリで、アルコール度数は15%としっかりとした味わいが楽しめます。
酒造りにこだわった特製レシピ
この日本酒の製造にあたっては、通常の黄麹だけでなく、焼酎造りに使われる白麹も使用されています。白麹独特のクエン酸がもたらす爽やかさと、黄麹から生まれる旨味・甘味のバランスを大切にした仕上がりになっています。それに加えて火入れを行うことで、まろやかさと落ち着きが融合した絶妙な味わいとなっています。
限定販売と購入情報
『車窓』は、限定数での販売が予定されており、300mlと720mlの二種類が用意されています。発売数量に達し次第、販売は終了しますので、早めの購入をお勧めします。販売価格は、300mlが1,480円、720mlが3,180円です。この日本酒は東武商事駅ナカショップ「ACCESS」で取り扱われ、浅草駅や日光駅、鬼怒川温泉駅など、数箇所で購入が可能です。
舞台裏を知る特設サイト
東武鉄道オリジナル日本酒『車窓』の誕生に至るまでの舞台裏や詳細な情報は、東武鉄道の公式ホームページに特設サイトが開設されています。興味がある方はぜひ、こちらを訪れてその魅力をさらに深めてみてください。
まとめ
地域の水と食材を活かし、地元の酒造会社と共同で開発された『車窓』は気軽に楽しめるだけでなく、観光資源としても期待されています。鉄道の旅とともに味わうこの日本酒は、訪れる人々に新たな体験を提供してくれることでしょう。ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。