山形県米沢市にスープ専門店「SLOUP」オープン、地域に新たな拠点

スープ専門店「SLOUP」が米沢にオープン

山形県米沢市に位置するスープ専門店「SLOUP（スロープ）」が、2024年11月1日にグランドオープンします。この店舗は、旬の地元食材を活かした多様なスープを提供し、米沢牛を使用したハンバーグや自家製スイーツも取り揃えています。モーニングからランチ、カフェタイムまで、さまざまな時間帯に利用できるため、地域の人々や通院患者、その家族にとって気軽に立ち寄れる場所となることでしょう。

店舗のデザインとコンセプト

「SLOUP」のコンセプトは、「経年変化」「断熱性」「可変性」をテーマにしたデザインです。元は糸の卸売業を営んでいた会社の倉庫を改装したこの店舗では、鉄骨の柱をあえて剥き出しにし、倉庫の丈夫さを感じる空間を生み出しています。また、使われなくなった糸の収納棚を再利用したテーブルやベンチは、温かみを加えつつ、環境にも配慮した持続可能な取り組みを反映しています。

独自の断熱設計

冬季には積雪が多い米沢市ならではの配慮として、SLOUPでは従来の寒さ対策を行っておらず、店舗の中心に飲食スペースを配置し、周囲を土間エリアで囲む巧妙な入れ子構造を採用。これにより、温かさが効率よく保たれ、快適な飲食環境を実現しています。土間エリアはテイクアウト待機スペースや物販、イベント開催の場としても利用車が可能で、様々なシーンに応じた柔軟な運用が期待できます。

料理監修は有名料理家

料理監修を務めるのは、テレビなどで名を知られる料理家の中辻健太氏。彼はイタリア料理の専門家であり、旬の食材を活用した特製スープを提供。季節ごとに替わるスープメニューは、常時5種類がラインナップ予定です。特に注目されるのは、地産の米沢牛を使用した贅沢なハンバーグ。他にも、デザートやオリジナルドリンクも幅広く用意されています。

物販スペースも充実

「SLOUP」は単なる飲食店ではありません。店舗内には物販エリアも設けられており、布製品を中心としたオリジナルグッズや国内からセレクトしたアイテムが並びます。オープン当初からは、シルクスクリーンでプリントしたパーカーや、店舗で提供されるスープカップが販売される予定です。さらなる商品展開も期待されており、食器や生活道具などに力を入れる方針です。