Gatebox、AI音声プラットフォーム「CoeFont」と業務提携し顧客のオリジナルキャラクターをAI化するソリューションを提供

GateboxとCoeFontが業務提携、オリジナルキャラクターのAI化を共同で提供

AIキャラクター開発を手掛けるGatebox株式会社と、AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供する株式会社CoeFontは、顧客のオリジナルキャラクターをAIキャラクター化するソリューションを共同で提供することを発表しました。

この提携により、Gateboxは自社のAIキャラクター開発にCoeFontのAI音声を活用することで、法人向けのAI接客サービスや、オリジナルのAIキャラクターの音声バリエーションを拡充していく予定です。

提携の背景と狙い

CoeFontは、最新のAI技術を用いて、誰でも手軽にAI音声を作成・利用できるプラットフォームを提供しています。現在、約5分の収録で、オリジナルのAI音声を日本語をはじめとした多言語で作成できます。また、AI音声を利用したい方は、1万種類以上のAI音声が登録されているライブラリから、希望する声を利用することができます。

Gateboxは、CoeFontのAI音声を取り入れることで、AIキャラクターの表現力や多様性をさらに高め、顧客のニーズに合わせたより個性的なキャラクターを提供することを目指しています。

両社の代表コメント

CoeFontの代表取締役である早川尚吾氏は、「CoeFontがより多くの方に認知され、利用者が増える中で、AI音声に関する企業のニーズや要望は日々多様化しています。今回のGatebox社との提携により、AI音声を使って企業がコミュニケーションを取る手段の幅が広がったことを大変嬉しく思います。共に最新のAI技術を駆使し製品・サービス開発を行うGatebox社との提携により、シナジーが生まれ、新しい体験をより多くの皆様に提供できることを楽しみにしています。」とコメントしています。

Gatebox社の代表取締役である武地実は、「当社は長年AIキャラクターの開発を続けてきましたが、キャラクターのAI化において、声をどうするかというのは大きな課題の一つでした。この提携によって、お客様が求める理想の声のAIキャラクターを提供できる選択肢が増えることを嬉しく思います。これをきっかけにより魅力的なAIキャラクターを開発してご提供してまいります。」とコメントしています。

今後の展開

両社は、今回の提携を通じて、AIキャラクターの開発・提供において、より高度な技術とサービスを提供していくことを目指しています。今後、AIキャラクターの活用シーンはさらに広がることが予想され、両社の連携は、AI技術を活用した新たなビジネスモデルの創出に貢献していくことが期待されています。

Gateboxについて

Gateboxは、「Living with Characters」をビジョンに掲げ、キャラクターと暮らせる世界を実現するための製品を開発するメーカーです。AIキャラクターをホログラムのように召喚しコミュニケーションができるキャラクター召喚装置「Gatebox」や、デジタルフィギュア鑑賞用ディスプレイ「デジタルフィギュアボックス」など、AI技術と3DCG技術を組み合わせた新たなキャラクター製品を開発しています。生成AI登場以降、まるで人間のように自然に会話ができるAIキャラクターが企業の接客業務を担うAI接客サービス「AIバイト」をはじめとした各種AIキャラクターソリューションを法人に対しても提供しています。

CoeFontについて

CoeFontは、最新の技術を活用して、スピーチを表現豊かで使いやすい声に変換する革新的なAI音声プラットフォームです。CoeFontプラットフォームは、Text-To-Speech（TTS）、Voice Changer、およびCross-Language TTSアプリケーションを含む、幅広いコミュニケーションニーズに対応した多目的なソリューションを提供しています。CoeFont Voice Hubを使用することで、ユーザーは10,000以上のAI音声の豊富なライブラリにアクセスでき、任意のプロジェクトやプレゼンテーションに適した多くの選択肢が用意されています。トレーニングセッション、社内アナウンス、オーディオブック、ライブミーティングやストリーミング、または家族や友人との個人的な会話であっても、CoeFontはユーザーがどんな言語でも効果的に自己表現できるようにするツールを提供しています。