GMOとOpenFactory提携
2024-08-20 14:52:53

GMOメイクショップとOpenFactoryが手を組んで新たなEC市場を開拓

GMOメイクショップとOpenFactoryの資本業務提携について



GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社は、2024年8月20日にプリントオンデマンドサービスを提供する株式会社OpenFactoryと資本業務提携契約を結ぶことを発表しました。この提携によって、両社はそれぞれの強みを活かし、オリジナル商品の無在庫販売を推進します。

プリントオンデマンド市場の急成長



最近、プリントオンデマンド市場は拡大傾向にあります。世界市場は2022年に約54億ドルの規模を持ち、2031年には約390億ドルまで成長すると予測されています。一方、日本国内の市場規模は2020年時点で約100億円とまだ小規模であり、この成長の余地を活かすための施策が求められています。特に、SNSの普及により、小規模な事業者でも自らのブランドを確立しやすくなったことから、市場の成長が期待されています。

「Printio」とは



OpenFactoryが提供する「Printio」は、1個からオリジナル商品の製造が可能なプラットフォームです。このサービスでは、全国にある専門工場と連携し、製造から個別配送までのフルフィルメント体制を整えています。顧客は多様なデザインの商品のオーダーを可能にし、在庫リスクを抱えることなく販売を行うことができます。

提携の狙い



GMOメイクショップは現在、12,000を超えるEC事業者に利用されている「makeshop byGMO」を通じて、この提携の効果を最大限に引き出します。在庫リスクを抑えたオリジナルグッズの販売を実現し、事業者の売上を支援します。OpenFactoryは、このサービスを活用して新たな顧客層へのリーチを果たし、様々なニーズに応える商品ラインナップを展開できるようになります。

顧客ニーズに沿った商品展開



この提携により、顧客はより自由にオリジナル商品を展開することが可能になります。特に、季節限定商品や特定のニーズに応じた商品を迅速に開発し、販売する経験が大幅に改善されるでしょう。

今後の展望



両社の提携はプリントオンデマンド市場の活性化に寄与することが期待されています。クリエイターや企業、さらには行政機関がオリジナルグッズを通じてファンやユーザーとの関係を強化することができます。また、この取り組みにより、収益源の多様化を図ることも可能です。

代表者のコメント



OpenFactoryの代表、堀江賢司氏は、GMOメイクショップとの提携を心から嬉しく思っていると語りました。これにより、広範囲な方々が彼らのオリジナル商品を簡単に製造し、販売する環境を整えることができるとのこと。

一方、GMOメイクショップの社長である向畑憲良氏は、日本のプリントオンデマンド市場にはまだ大きな可能性が眠っているとし、オリジナル商品を無リスクで販売できる環境を整備することの重要性を強調しました。

最後に



GMOメイクショップとOpenFactoryの提携は、今後のEC市場において大きな波をもたらすと予想されており、特にプリントオンデマンド市場の活性化に貢献することが期待されています。
これからの動向に注目です。


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会社情報

会社名
GMOインターネットグループ
住所
東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555

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