化粧品容器リサイクル
2025-09-25 12:05:08

花王・コーセー・イオンリテールによる化粧品容器のリサイクルプロジェクト始動

化粧品容器の新しいリサイクルモデル、始動



2025年10月1日、花王株式会社、株式会社コーセー、イオンリテール株式会社の三社が協力して、「化粧品プラスチック容器の水平リサイクル」を本格的に導入します。この取り組みでは、東京都、千葉県、埼玉県の約70店舗に回収ボックスを設置し、消費者が使用済みの化粧品プラスチック容器を持ち込むことができるようになります。

取り組みの背景と経緯



このプロジェクトは、化粧品業界における持続可能性を重視した活動の一環であり、花王とコーセーは2021年から共同でリサイクルに取り組んできました。両社は、使用済みペットボトルを原料とするリサイクル素材の採用や、不使用のメイク商品をアップサイクルする実例を挙げて、協力関係を築いてきました。

特に、花王は、2022年にイオンリテールと共同で回収を行い、その結果をもとにリサイクルのスキームを構築。その後、2024年5月には再生素材を用いた商品化に成功し、消費者に提供しました。しかし、一方でリサイクル習慣の浸透や、業界全体の生産性及びコスト効率向上に課題が残っていました。

新しい取り組みの内容



新たな取り組みとして、2025年から約70店舗で回収ボックスが設置されることで、消費者が気軽に使用済み化粧品プラスチック容器を持参し、リサイクルに参加できる環境が整います。これにより、回収量の大幅な増加が期待され、生まれた再生素材は再び新しい化粧品容器に利用される予定です。

ただし、メイク製品やパウチ容器、ガラス容器など、いくつかの対象外商品があるため、対象物の確認は必要です。

今後の展望



今回の取り組みを通じて、花王、コーセー、イオンリテールは、持続可能な社会実装モデルを推進し、将来的にはさらなる回収エリアの拡大や、他の化粧品メーカーとのコラボレーションを進める予定です。これにより、化粧品業界のリサイクル活動全体が活性化し、持続可能な社会の実現に一歩近づくことが期待されます。

まとめ



この三社の協力により、化粧品のプラスチック容器のリサイクルが進むことは、サステナブルな未来を築くための大きな一歩です。「未来のいのちを守る」という花王のビジョンのもと、この取り組みが環境問題解決に寄与することが期待されます。


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会社情報

会社名
花王株式会社
住所
東京都中央区日本橋茅場町1-14-10
電話番号

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