RKB住宅展示場が新たなデジタル戦略を導入
福岡・北九州エリアに位置する総合住宅展示場「RKB住宅展」を運営する株式会社RKB CINCが、最新のデジタルマーケティングツール「Mygru」を導入しました。このツールは、同社のマーケティング活動のデジタル化を推進し、顧客の行動を詳細に把握することを可能にします。
RKB CINCの挑戦
従来、RKB CINCはチラシの配布やイベント開催といったアナログな手法に頼っていました。このような手法では、各施策の効果を測定したり、来場者の行動を分析したりするためのデータを蓄積していないため、どの施策が来場者を引き寄せるのか、予算をどの施策に投下すべきかといった判断が困難でした。
そこで、Mygruの導入が決定されました。このツールは、オフラインの行動データを可視化・分析し、顧客理解に基づいた施策を行うことができるようになります。RKB CINCは、このツールを使用して「来場者データの可視化」と「施策改善の基盤の構築」を目指しました。
Mygru導入の効果
RKB CINCはまず、Mygruによるテストマーケティングを実施しました。これにより、これまでアナログで行っていたイベントや施策がデジタル化され、来場者の行動データや参加履歴などを柔軟に取得・分析できるようになりました。中村孝昭部長は、この取り組みを通じて、各施策の効果を定量的に評価できる環境が整ったことを強調しました。これにより、経費対効果を向上させる第一歩を確実に踏み出すことができました。
未来の展望
今後、RKB CINCはMygruを通じて得たデータを基に、施策の有効性を月単位で分析し、お客様体験の向上と住宅メーカーの成果が両立する運営体制の確立に進む予定です。デジタル化により収集したデータを駆使して、マーケティング施策を一層最適化していく方針です。
Mygruとは
Mygruは、オフラインとオンラインの行動データを可視化・分析することによって、顧客理解と施策最適化の好循環サイクルを生み出すツールです。このツールを用いることで、購買の前段階での行動を捉え、イベント参加後の影響を分析することが可能です。また、顧客の情報を収集するためのアンケート機能もあり、より深い理解に基づく施策を展開できます。
株式会社ギックスについて
Mygruを提供する株式会社ギックスは、東京都港区に本社を構える会社であり、データ解析に特化した戦略コンサルタント企業です。クライアントの顧客理解を深め、事業成長を支援するために、データを有効活用したコンサルティング業務を展開しています。ギックスの理念は、データに基づいて論理的に考え、合理的な判断を行うこと。テクノロジーと方法論を駆使し、クライアントのビジネスを変革することを目指しています。
RKB住宅展のデジタルシフトは、住宅展示場業界において大きな変革をもたらす可能性を秘めています。今後の展開から目が離せません。