持続可能な未来を共に築く - ボーダレス・ジャパンとギラヴァンツ北九州の新たな提携
福岡県に本社を置く株式会社ボーダレス・ジャパンと株式会社ギラヴァンツ北九州が、地域の持続可能な発展を目指してサステナブルパートナーシップを締結しました。この提携により、両者は地域社会での多様な課題に対する共創を進めていくことを約束します。
第一歩としての取り組み
このパートナーシップの第一弾として、ボーダレス・ジャパンが展開する自然エネルギー100%の電力小売事業「ハチドリ電力」が積極的に関与します。具体的には、ギラヴァンツ北九州のスタッフを対象にサステナビリティ研修を実施し、さらにサポーターや地域企業への環境啓発活動も展開する予定です。このような取り組みを通じて、持続可能なまちづくりが実現されることが期待されています。
また、今後はボーダレス・ジャパングループの他の事業との連携も視野に入れ、より広範な地域課題の解決を目指していきます。
パートナーシップ締結の背景
北九州市は過去に公害問題に直面し、そこでの市民、企業、行政が一体となって環境の再生に取り組んできました。この成果は「エコタウン構想」や「SDGs未来都市」として海外からも評価され、2025年には「ネイチャーポジティブ」の実現を目指しています。このような背景の中で、ギラヴァンツ北九州はスポーツを通じて地域の文化や健康、さまざまな社会課題に取り組んでいます。
ボーダレス・ジャパンは、両者の目指す“誰もが取り残されない持続可能な地域社会”というビジョンに共鳴し、このパートナーシップが締結されました。両者の協力はスポーツとソーシャルビジネスの境界を越えた新しいモデルを形成することを目指しています。
ハチドリ電力による新しい応援の形
ギラヴァンツ北九州は2025年2月に、Jリーグクラブとして初めてハチドリ電力を導入する予定です。これは、電気料金の1%がギラヴァンツ北九州のサステナビリティ活動を支援する仕組みです。ファンやサポーターは、家庭内で自然エネルギーを使いながら、クラブの活動を応援できる新しい方法を体験します。
今後の取り組みとイベント情報
さらに、ギラヴァンツ北九州はスタッフやアカデミー生を対象にしたサステナビリティセミナーも計画しています。地域に密着した活動を通じて、持続可能な未来をともに築いていくことを目指します。
また、パートナーシップ締結記念イベントが2025年6月28日にミクニワールドスタジアム北九州で開催される予定で、関係者によるトークセッションや質疑応答などが行われます。このイベントは、地域住民や環境活動に関心のある方々に開かれており、参加者には特別なノベルティも用意されています。
ボーダレス・ジャパンについて
ボーダレス・ジャパンは、社会問題の解決を目的として2007年に設立された企業で、世界13ヵ国で50以上の事業を展開しています。特に環境関連の取り組みは評価されており、サステナブルな社会づくりに向けての意気込みが感じられます。
この新たなパートナーシップが、地域の未来をより良いものにする一助となることを期待しています。