映画『ロボット・ドリームズ』原作グラフィックノベルが特別仕様で登場！

大ヒット映画『ロボット・ドリームズ』の原作が特別刊行！

株式会社ポプラ社から、2025年9月に大ヒット映画『ロボット・ドリームズ』の原作となるグラフィックノベルが特別描きおろしカバーで刊行されることが発表されました。この映画は2024年11月に公開され、その後異例のロングランヒットを果たしました。その勢いを受けて、原作の日本版も満を持して登場です。

特別描きおろしカバー内容

日本版のカバーは、原著者のサラ・バロンさんによる特別描きおろしイラストで、感動的なドッグとロボットの友情が描かれています。このイラストは、裏表紙まで繋がるデザインとなっており、他の魅力的なキャラクターたちも確認できます。サラさん自身が手がけたイラストは、ファンにとって特別な存在になることでしょう。

丁寧な翻訳とデザイン

このグラフィックノベルはセリフがない静かな作品ですが、擬音語が100以上登場します。それぞれの単語は、原書の雰囲気を壊さないように丁寧に翻訳され、デザインされています。特に注目すべきなのは、ロボットを組み立てるページや、ロボットが動かなくなるページ等、読者が楽しめる工夫が施されています。

日本独自のスペシャル仕様

『ロボット・ドリームズ』の日本版には、さらに魅力的な特典が用意されています。豪華ハードカバー装丁のほか、サラ・バロンさんからのメッセージが描きおろしイラストと共に収録される予定。また、映画ビジュアルや原書のカバーイラストが使用されたカラーピンナップ、サラ・バロンさんのインタビュー訳、オリジナルストーリー、さらには作中に登場する映画や書籍の紹介も含まれています。

購入特典も計画中とのことで、ファンの皆さんにとって見逃せないアイテムとなること間違いなしです。

サラ・バロンとその作品

著者サラ・バロンさんは、シカゴ在住のグラフィックノベル作家・イラストレーターとして知られています。彼女の作品は評価が高く、2012年には『Bake Sale』がYALSA優秀グラフィックノベルに選出され、2019年には『Hold Hands』がニューヨークタイムズベスト児童書に選ばれるなど、数多くの話題作を世に送り出しています。2023年には『Robot Dreams』がアニメ映画化され、注目を集めました。

翻訳を担当するのは杉田七重さん。彼女は東京都出身で、小学校の教師を経た後、翻訳の道に進みました。これまでにも多くの著名な作品を翻訳しており、その実力には定評があります。