「あなたらしく生きる力」を育む新たな空間
神奈川県横浜市にある【ウェルポートみらい】は、2026年の開設を予定した新しい健診施設です。この施設が目指すのは、検診という枠を超えて、多様な人々が互いに理解し合いながら健康を育む力を育てることです。
健診の待ち時間を豊かにするアートたち
ウェルポートみらいでは、8点のアート作品が館内に展示されており、これらは主に県内の福祉施設で活躍している作家によって制作されています。検査を待つ受診者が、アートを通じてほっと一息つけるような空間作りがされており、作品にはタイトルや作家名を表示せず、自由に鑑賞してもらうことを意図しています。この新しい試みが、受診者の心を穏やかにし、ポジティブな気持ちを引き出す助けになればと願っています。
オープンするにあたって、様々なアート表現を可能にするため、定期的に作品を入れ替えるリース事業も運営されています。これにより、常に新鮮な芸術体験が提供され、多くの人々が地域の才能と出会う場となることが期待されています。
誰もが快適に受診できる空間作り
ウェルポートみらいでは、すべての人が安心して健診を受けられるよう、特に車いす利用者や性別を問わない人々を考慮した更衣室やロッカーを設置しています。男女別の検査動線を確保し、あらゆるニーズに応える合理的な配慮がされています。このように、受診者それぞれのバックグラウンドや価値観に寄り添った環境整備が進められています。
個々の健康に寄り添う理念
「健康」は一人ひとり異なります。中には持病と共に生活している方や、支援を必要とする方、あるいは健康に自信を持つ方など、多様な背景があります。このため、ウェルポートみらいは健診を単なる健康チェックの場とせず、各々「あなたらしく生きる力」を具現化する起点と捉えています。これまで70年近く、病気の早期発見の重要性を訴えてきた同協会ですが、今後は更に個々のニーズに応じ、心から安心して受診できる環境が整えられるよう引き続き努力していきます。
持続可能な地域社会へ向けた取り組み
私たちの協会は、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環として、あらゆる人々が使いやすく、安心して利用できる環境づくりに貢献しています。その結果、横浜市のSDGs認証制度「Y-SDGs」においても「上位・Superior(スーペリア)」の認定を受けました。これからも、地域の個性や才能を尊重しながら、持続可能で包摂的な社会の実現に向け、力を尽くしてまいります。
ウェルポートみらいは、未来の健康を支える新たな拠点として、すべての人に寄り添う場所として期待されているのです。