ビジネス映像メディア「PIVOT」に出演した柴田陽子氏の取り組みとその影響
2025年8月31日(日)、ビジネス映像メディア「PIVOT」の人気番組「&SKILL SET」に、有限会社柴田陽子事務所の代表取締役である柴田陽子氏が登場しました。この放送では、企業が持つ価値観を的確に言語化し、組織内に根付かせる「イズム言語化」のアプローチについて語り、特に注目されたのは「WAYBOOK(ウェイブック)」という開発プログラムです。
番組のテーマは「組織・会社が生まれ変わる コーポレートブランディング術」であり、柴田氏は20年の経験に基づき、インナーブランディングの重要性について詳述しました。コーポレートブランディングの定義について、彼女は「企業の本質的な価値の言語化」や「企業理念の社内浸透」がいかに重要であるかを強調し、シバジムのこれまでの実績をもとに具体的な手法を紹介しました。
柴田氏が提唱する「イズム開発サービス」は、企業の存在意義や基本的な価値観をOとし、経営層や社員と共にそれらを言語化、共有する取り組みです。日々の意思決定にまで浸透させることを目指しており、シバジムはこのプロセスを支援しています。番組内では、特に「コーポレートWAYBOOK」というアウトプットについて触れられ、どのように社員の共感や行動変容を促進しているかも紹介されました。
この「コーポレートWAYBOOK」は、企業のビジョンや価値観を共感できる言葉やストーリーで記述したハンディサイズの冊子で、社員全員が「自分たちらしさ」や「目指す姿」に触れるきっかけを提供します。研修・採用・社内報・経営会議など、さまざまな場面で活用することができ、社員のエンゲージメント向上や組織全体のブランド価値強化につながります。
株式会社シバジムが定義するコーポレートブランディングは、企業そのものをブランドとして捉え、その特徴を明確に定義し、社内外にしっかりと発信することにあります。これにより、企業は「入社したい」「応援したい」「信頼できる」といった共感を得ることができ、また、社内からは「この先も長く働きたい」「もっとこの組織で力を発揮したい」といったモチベーションを高めることが期待されます。
柴田陽子氏は神奈川県で生まれ育ち、大学卒業後は外食企業や化粧品会社での経験を経て、2004年にシバジムを設立しました。彼女はブランディングプロデューサーとして幅広い業界でのコンサルティング業務を行い、多数の成功事例を積み重ねてきました。特に、渋谷ヒカリエや武蔵小杉の商業施設におけるプロデュースは、多くの注目を集めています。
シバジムは、「世の中にあってよかった」と思えるようなブランド作りを目指しており、プロダクトからサービス、商業施設のブランディングまで多岐にわたる業務を展開しています。特に、「理想のものづくり」を大切にしている柴田氏は、2013年に自身のブランド「BORDERS at BALCONY」を立ち上げ、ブランディング思考を持つ人材の育成を目指す「シバジムアカデミー」も開校しています。
最後に、このプログラムに興味がある企業は、シバジムに問い合わせを通じて詳細な事案や相談が可能です。柴田陽子氏のビジョンや実績を基にしたコーポレートブランディングへの取り組みは、企業の新たな成長戦略として注目されています。