AIを活用した新しい空港案内サービスの導入
株式会社Pictoria(東京都港区)が、北海道エアポート株式会社との協力により、2025年1月8日から釧路空港でAIアバターを用いた新しい案内サービスの実証実験を開始します。この取り組みにより、空港利用者の多様なニーズに応じた快適なサービスが提供されることが期待されています。
実証実験の概要
実証実験は釧路空港の1階総合案内所で行われ、2025年1月8日から3月31日までの期間、以下の特徴を持つサービスが提供されます。
- - タッチパネル式の案内システム:利用者自身がタッチパネルで調べたい情報を操作し、迅速な回答が得られます。
- - AIアバターとの対話機能:ディスプレイに表示されたAIアバターと直接話すことで、観光案内や空港施設に関する詳細情報を受けることができます。このAIは事前に学習した知識を基に自然な対話を行います。
サービスの特徴
このサービスでは、主に2つの方法で案内を受けることが可能です。まず、タッチパネルを操作することで、よくある質問や空港施設の情報を得ることができる点です。次に、AIアバターとの対話によって観光情報などより詳しい案内を受けることができます。
導入の目的と背景
今回のサービス導入の狙いは、訪日外国人旅行者への効率的な観光案内を行うことです。また、ターミナルビルの開館時間において、フルタイムでの案内が可能となり、空港の利便性が大幅に向上します。さらに、運営面でも効率化が図れることが期待されています。
今後の展望
Pictoriaは、AI技術を使った革新的な案内サービスを展開することで、空港利用者の利便性を高めることを目指しています。今後も最新技術と独自のアバター技術を駆使し、空港での利用者の体験を新たなものとしてもたらすことを目指しています。課題に対しても柔軟に対応し、多様なニーズに応える体制を整えていく予定です。
Picto STANDとPicto PRIME
今回導入される「Picto STAND」は、AIキャラクターとリアルタイムでやり取りできるシステムで、空港における次世代の案内サービスとして注目されています。さらに、24時間体制での多言語対応や、AIの特性を生かした幅広いサービスが期待されています。
企業情報
株式会社Pictoria
北海道エアポート株式会社
この革新的な取り組みが、釧路空港を訪れる旅行者の体験を一新し、よりスムーズで快適な旅を提供することでしょう。