ウェブセキュリティの新たな幕開け、クラウドブリックが日本市場に向けて新サービスを始めたことをお伝えします。2018年のCybersecurity Excellence Awardsでの受賞実績を持つクラウドブリック(Cloudbric)は、IP評価サービス、ウェブ脆弱性情報データベース、そしてWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)の性能評価ツールを日本から無償で提供することを発表しました。
この新サービス「Cloudbric Labs」の提供は、ウェブセキュリティの専門的な知識がない一般ユーザーに対しても、増大するウェブ脅威に対する知識を提供し、効果的な対策を講じるきっかけとなることを目指しています。特に、行動が急務となっている日本の中小企業やスタートアップにとって、大きな支援となるでしょう。これにより、誰でも簡単に高水準のセキュリティサービスにアクセスできることで、企業のサイバー防御力が強化されることが期待されます。
各サービスの詳細
1.
BlackIPedia では、入力されたIPについて危険性を評価し、同時にブラックリストに登録されているかどうかをチェックする機能を提供します。また、人気のある危険IPリストである「ブラックIP Top 100」などの情報も取得することができます。これにより、ユーザーはリスクの高いIPアドレスを把握し、対策を練ることが可能です。
2.
Threat Index は、CVEやExploit DBなどの脆弱性情報を提供するサイトからまとめたウェブ脆弱性情報を検索できる機能をもっています。これを活用することで、世界で流行している脆弱性への対応が迅速化され、必要なセキュリティ対策をタイムリーに開催することができます。
3.
WAFER は、今年下半期からのサービス開始を目指しており、クラウドブリックの研究チームが管理する攻撃パターンを使用して、現在のWAFの性能を評価するツールです。これにより、企業は自社のウェブサイトやサーバーのセキュリティレベルを自らチェックし、強化のための方向性を見出すことが可能になります。
受賞歴とその価値
Cloudbricは、Cybersecurity Excellence Awardsで「今年のサイバーセキュリティプロジェクト」としてアジア・パシフィック部門およびウェブサイトセキュリティ部門の2つの賞を受賞しました。この受賞は、非営利の取り組みにも関わらず、提供するサービスの質と実用性が専門家たちから高く評価された結果と言えます。
このように、クラウドブリックの「Cloudbric Labs」が目指すのは、特にサイバー攻撃や脆弱性への対策に苦しむ企業へ向けた実用的かつ効果的な解決策の提供です。彼らのサービスを通じて、企業のウェブセキュリティが飛躍的に向上することが期待されています。ウェブセキュリティはもはや専門家だけのものではなく、誰もがアクセスできる時代が到来したのです。ぜひ、Cloudbric Labsのサービスを活用してください。
詳しくは公式サイトをご覧ください:
クラウドブリック公式サイト