妖怪文化の新たな潮流、「妖怪万博2025」の魅力を探る

香川県・小豆島で、2025年2月2日に「妖怪万博2025」が開催される。このイベントは、妖怪とその文化を愛する人たちが一堂に会し、妖怪文化の魅力を発信するためのものだ。妖怪美術館が位置する小豆島・迷路のまちは、900体を超える妖怪造形作品が展示されており、訪れる人々にとって新たな文化体験が待っている。

妖怪万博とそのオフィシャルグッズ

「妖怪万博2025」のオフィシャルグッズが、妖怪美術館（小豆島ヘルシーランド株式会社）で先行販売される。特に注目されているのは、妖怪画家・柳生忠平による絵画作品や、その作品をもとにしたグッズだ。多彩なカラーに変化するペンライトや、記念のおふだステッカー、さらには柳生忠平の直筆ポストカードなど、ファン必見のアイテムが揃っている。

グッズは2025年2月の開催に向けて、事前に期待感を高めるための一環でもある。具体的には、1月8日から3月6日までハンズ新宿店と梅田店で開催される「RE-i-WA いい和、たのしい和『妖怪特集』」でも一部を販売。この特集では、古今東西の妖怪たちが一堂に会し、来場者に楽しい和の文化を提供する。

イベント概要と関連企画

「妖怪万博2025」では、地域振興団体や研究者、アーティスト、クリエイターたちが集まり様々な妖怪文化に触れ合うことができる。出展者たちはフリーマーケットやフードコートなども用意し、来場者に多面的な体験を提供する。入場は無料で、来場者は約3,000人を見込んでいる。

同時開催として「第3回四国妖怪フェスティバル」や「第3回節分お疲れ様会」が行われることも注目ポイントだ。特にバスツアーや出展者交流会は、参加者同士の新たなつながりを生む場ともなりそうだ。

- 日時: 2025年2月2日（日）9:30〜16:00
- 場所: 土庄町総合会館フレトピアホール

主に妖怪美術館や小豆島観光協会などが共催し、地域全体が一体となってこの盛大なイベントを盛り上げる。このような地域密着型のイベントは、観光資源の新たな開発にも寄与しつつ、妖怪文化の継承や発展にもつながる。

柳生忠平のライブペイントと妖怪似顔絵

柳生忠平は「ハンズで販売している商品にとりつく妖怪」をテーマにライブペイントを行い、その作品は新宿店と梅田店に展示される。また、柳生が主催する「妖怪風似顔絵会」も開催され、参加者は自身に潜む妖怪的な一面を描いてもらえる貴重な体験が待っている。こちらは要予約となり、混雑が予想されるため早めの申し込みを推奨したい。

妖怪という文化の発売を世界へ

妖怪美術館は、「妖怪を世界へ」という理念のもと、様々な創作活動を行っている。そのため、今回の「妖怪万博2025」というイベントも、単なる祭りではなく、妖怪という独自の文化を広める重要なステップとなる。妖怪の魅力を新たな形で発信することで、国内外からの注目を集め、さらなる発展が期待できる。これらの活動を通じて、妖怪という古き良き文化が現代に息づき、世界中にその魅力が伝わることを願いたい。

小豆島の妖怪美術館と「妖怪万博2025」、そしてそれに関連した商品やイベント情報を逃さず、妖怪文化の奥深さを感じてほしい。今後も目が離せない妖怪たちの新しい動向に期待が高まる。