横浜での特別企画『山と、くらす。』がスタート
2025年8月11日から9月30日までの期間、ニュウマン横浜6階の「2416MARKET」エリアにおいて、株式会社STABLESと日本草木研究所が共催する特別企画『山と、くらす。』が開催されます。このイベントは、日本の豊かな森林を身近に感じる機会を提供し,都市で生活する私たちが自然との関係を見つめ直すきっかけを生み出します。
日本の国土の約7割を占める森林ですが、多くの地域では手入れが行き届かず、活用されることなく放置されている現状があります。その中で神奈川県も約4割という森林率を誇りますが、都市に住む私たちは、その自然との距離を感じることが多いのが実情です。この企画は、そんな森との新しい関係を形成する場となることでしょう。
食し、感じるサステイナブルな体験
『山と、くらす。』では、日本各地の里山で活動している日本草木研究所の専門知識を活かし、様々な飲食コラボメニューが展開されます。よもぎやクロモジ、ヒノキなどを使用した料理の数々が、ここでしか味わえない体験を提供します。スポットを利用して販売される森林由来のクラフト製品やプロダクトも、多くの人々を惹きつけることでしょう。
たとえば、特別メニューの一つである「草木香る よもぎポルケッタのピッツァ」は、よもぎを練り込んだ自家製ポルケッタに大和たちばなと森のハーブソルトを合わせた一品で、爽やかで力強い味わいが楽しめます。ディナータイム限定で提供されるこの料理は、まさに日本の山風を感じさせるものです。
さらに、体験型ワークショップやクラフトドリンクの試飲会も8月30日(土)に予定されており、参加者は食を通じて森林との距離を近づける体験ができます。自分自身が自然の一部であることを再認識し、その重要性を感じることができる素晴らしい機会となるでしょう。
森の香り、味、手触りを五感で
その他にも、「草木のボタニカルスプリッツァー」や「マーガオ香るバターチキンカレー」など、自然由来の風味を楽しめるメニューが目白押しです。また、フォレストジンを用いた飲み物も注目です。
更に、2416MARKET内では、さまざまな森林由来のクラフト製品やプロダクトも販売され、山の恩恵に直接触れることができます。これら全ての体験は、都市と自然との新たなつながりを体感できることでしょう。
日本草木研究所について
本企画を主催する日本草木研究所は「日本の山を宝の山に」を掲げており、持続可能な活動を通じて地域産業の活性化を目指しています。全国各地の森から収穫される原生植物を用いて、サステイナブルな食材供給を実現し、国内外の有名レストランにその成果を提供しています。
彼らの取り組みは、ただの森林保護に留まらず、地域の魅力を引き出し、経済の活性化にも寄与しています。参加者は、イベントを通じて新たなライフスタイルを見つけ、自然に寄り添ったより良い生活を考える大きなヒントを得られることでしょう。
このように、横浜で開催される『山と、くらす。』は、都市生活者に新たな価値観をもたらす一大イベントとして注目されています。自然と共存するライフスタイルを体感する貴重な機会を、ぜひご享受ください。