自閉症啓発デーと「Happy with Autism」
毎年4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デーです。この日のコンセプトは「Happy with Autism」。自閉症を理解し、共に生きる社会を目指すさまざまなアクションが全国的に展開されます。
自閉症啓発デーの取り組み
東京都自閉症協会(理事長:杉山雅治)は、自閉症啓発デーに合わせて多くの団体と協力し、2020年からオンラインでの生配信イベントを実施しています。今年も、発達障害当事者団体や障がい者サッカー連盟、ダウン症協会など、多様な団体や企業が参加します。東京都および渋谷区、世田谷区の自治体を含む50以上のパートナーが協力し、啓発活動を広げています。
ブルーを通じてのメッセージ
自閉症のテーマカラーは青です。この色を通じて、啓発活動を行う機会が多く提供されます。青い装飾を施設などに施し、皆さんも青いものを身に着けて啓発活動に加わってみませんか?
拡散を目的とした「#自閉症」「#自閉症啓発デー」のハッシュタグを使用し、SNSでブルーにまつわるアクションを参加者が投稿することが奨励されています。
イベントの詳細
4月2日(水)にはオンラインイベントが実施され、さまざまなブルーのアクションが紹介されます。特に目を引くのは、東京タワーのライトアップなどの生中継です。各地での取り組みを紹介しつつ、視聴者に参加を呼びかけます。
第二回ブルーアートコンテスト
また、4月2日までの期間中、ブルーをテーマにしたアート作品を募集する「第二回ブルーアートコンテストin X」も開催されます。絵画や写真をXに投稿し、優れた作品はオンラインで表彰されます。入賞作品は、特製のステッカーとして販売される予定です。
審査員には、著名なデザイナーやアーティストが参加し、一般の皆さんにとっても大きなチャンスとなります。多数の応募を期待しています。
終わりに
自閉症についての理解を深め、共に生きる社会を目指す動きが、皆様一人ひとりの参加によって広がります。4月2日のイベントにぜひご参加ください。また、詳細な情報を知りたい場合は、東京都自閉症協会への問い合わせも行ってみてください。皆ですばらしい未来を切り拓きましょう!