令和7年度電波資源拡大に向けた研究開発提案公募について
令和7年度電波資源拡大に関する研究開発提案公募
総務省は、今後の情報通信技術の進展に向けて、2025年から新たに実施する「電波資源拡大のための研究開発」に関する提案を公募することを発表しました。この公募は、電波資源の利用効率を向上させることを目的としたもので、2月6日から3月7日までに行われた意見募集に基づいて進められます。
意見募集の結果について
意見募集の結果、総務省には3件の意見が寄せられました。これらの意見は基本計画書に反映され、今後の研究開発の方向性に影響を与えることになるでしょう。具体的には、寄せられた意見の内容やそれに対する総務省の見解が別紙にて公開されています。これにより、透明性のあるプロセスを確保し、関係者の期待に応える形で進められることが確認されています。
提案公募の概要
提案公募は、2025年3月20日から同年4月18日までの期間に渡って行われます。応募にあたっては、提案書作成のガイドラインが指定されており、応募者はその形式に従って提案書を作成する必要があります。公募に関する詳しい情報は、別紙で案内される予定です。
公募説明会の実施
この提案公募に先立って、研究開発課題または基本計画書の詳細についての説明会も実施されます。日時は、令和7年3月31日(月)の10:30から11:50までで、Web会議形式となります。参加希望者は、詳細情報を参考に申し込みが必要です。
今後のスケジュール
今後の予定として、5月下旬には外部有識者による評価が行われ、その結果に基づいて研究機関の選定が行われる見込みです。その後、6月中旬には採択通知が行われ、6月下旬以降には研究契約が締結される予定です。このプロセスにより、早期に研究開発を開始することが目指されています。なお、予算成立状況により、内容が変更される可能性もあるため留意が必要です。
最後に
本公募は、情報通信技術の進歩に欠かせない基盤の強化を図るための重要な取り組みです。電波資源の確保は、未来の社会におけるデジタル通信の質を向上させるために不可欠であり、関心のある研究機関や企業の積極的な応募が期待されています。