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「VinylCruise」で新たな音楽体験を

音楽の趣向は千差万別ですが、探すのが難しい時もあります。そんな時に便利なのがレコードキュレーションサービス「VinylCruise」です。このサービスは、特にレコードファンに向けて、アーティストやクリエイターが選んだレコードを自宅に届ける新しい試みです。

2018年1月にスタートした「VinylCruise」は、月に一度、ユーザーのライフスタイルに応じて新譜や中古レコードをランダムに2～3枚配送する仕組みです。ユーザーは、届くまで何のレコードが来るか分からない「サプライズ感」を楽しむことができるのが魅力です。

Digratorによる音楽セレクション

「VinylCruise」のレコード選定を担当するのは、特別に選ばれたアーティストたち「Digrator」です。彼らは、単なるレコードの選別にとどまらず、その音楽の背景や文脈をも考慮してセレクトを行います。元Steady & Co.のメンバーであり音楽プロデューサーとしても活躍している「Shigeo」と、ファッションブロガーでDJとしても注目されている「Yuri Nakagawa」が第一弾のDigratorとして参加。これらの人々は、音楽のみならず広い視野を持ったクリエイターたちです。

Shigeoの多才な活動

Shigeoは、作詞作曲だけでなく、アートワークやPVのディレクションも手掛ける、多才な音楽クリエイターです。彼はまた、SBKやThe SAMOSなどのバンドでの活動を経て、現在はFake Eyes Productionで広範囲にわたる音楽プロジェクトに関わっています。その活動は、アルバムのリリースや大規模な音楽フェスへの出演等、多岐にわたります。

Yuri Nakagawaのファッションセンス

一方、Yuri Nakagawaはファッション業界でも評価されている存在です。VOGUEなどのファッション誌に掲載され、世界のファッションウィークにも出場。彼女の個性は、ファッションだけではなく、DJ活動や音楽イベントにおいても光っています。彼女の選ぶレコードは、音楽とファッションの融和を体現しています。

サービス詳細

「VinylCruise」の利用料金は、3,000円、6,000円、10,000円の3プランが用意されています。またレコードプレイヤーのリースも可能です。サービスの開始に向けて、今後も多様なDigratorが登場しますので、ユーザーは常に新しい音楽と出会う楽しみがあります。

このサービスは、ただ単にレコードを届けるだけでなく、音楽を通じた新たなコミュニケーションの機会も提供します。音楽が持つ、他者との絆を深める力をあらためて実感できます。特に、現代の便利さに馴染んだ生活において、「VinylCruise」は音楽を媒介とした心温まるサービスとなることでしょう。

これからの展望

今後、VinylCruiseは多様なDigratorを招待してきます。また、すでにアナログレコードプレイヤーが設置されたホテルでのサービスや、レコードマーケットへの出店など、他業界とのコラボレーションも進められています。音楽を愛する人々にとって、一つの大きな発見が待っているかもしれません。

もちろん、最新の音楽ニュースやイベント情報を提供するウェブポータル「clubberia」とも連携し、ますます充実したコンテンツを届ける予定です。音楽のセレクションがもたらす新鮮な体験を、ぜひ手にしてみてください。

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