甲南大学で親子で楽しむ「キッズフェスティバル」の魅力とは

甲南大学の「キッズフェスティバル」が再び盛況に開催

2024年12月1日、兵庫県神戸市の甲南大学で行われた「キッズフェスティバル」は、大盛況のうちに幕を閉じました。今回のイベントは、毎年地域の皆さまへの感謝を込めて開催されており、「親子で楽しむ、甲南大学での1日」をテーマにしています。2017年から始まったこのフェスティバルは、地域に根付いたイベントとして成長を続けています。

イベント概要

本年度も多くの来場者を迎え、2,500名以上の親子連れが集まりました。メイン会場となった「iCommons（アイコモンズ）」では、学生や地域の企業の協力を得て、33ものプログラムが展開されました。子どもたちが楽しめる様々なコーナーが設けられ、家族連れの笑顔があふれました。

多彩なプログラム

特に人気を集めたのは「ぼうけん縁日」で、射的や輪投げなどの伝統的な遊びの他に、クイズラリーを取り入れたキャンパス探検も行われました。子どもたちが成長感を味わえるよう工夫されており、楽しみながら学べる要素が盛り込まれています。このイベントでは、1,000個以上のバルーンアートが用意され、参加者にプレゼントされました。

また、甲南大学の和太鼓同好会やチアリーディング部のパフォーマンスも大変好評でした。特に、女子陸上競技部による「親子でカラダを動かそう！」というプログラムでは、多くの親たちが子どもたちと一緒に体を動かし、親子の絆を深める機会となりました。地域企業が協力し、消防士や警察官、エンジニアの体験コーナーも人気を博しました。

来場者の満足度

来場者のアンケート結果では、90%以上の方が「満足」と答え、今後のイベントへの期待感を示しました。「甲南大学の学生たちが楽しい雰囲気を作り出してくれたおかげで、子どもも楽しく過ごせました」といったポジティブな声が寄せられました。また、「広い会場でサクサク回れた」とのフィードバックもあり、改善が見受けられました。

職員有志による運営

このイベントを支えるのは、甲南大学の職員たちの熱意です。大規模な準備が必要で、実行に際しては約5か月の準備期間を経て、8名の職員による企画運営チームが結成されました。彼らは、来場者のニーズを考慮し、エリアを拡大することで混雑緩和を図り、快適な環境を提供しました。

今後の展望

甲南大学では、今回の成功を受けて、地域の方々とのつながりを更に深めていくことが期待されます。多くの地域企業や団体との協力があってこその成功であり、今後も学際的な協力体制がますます重要になってくるでしょう。新たな人との出会いや交流を重視し、子どもたちとのコミュニケーションを通じて、より良いイベント作りを目指していきます。