無農薬有機作物
2023-12-04 14:00:19

無農薬有機農作物の予約販売が始まる『蓮葉果紅』の挑戦

無農薬有機農作物の予約販売が始まった『蓮葉果紅 RENYO KAKO TOKE』



茨城県の土浦市にて、非営利株式会社『蓮葉果紅 RENYO KAKO TOKE』が無農薬の有機農作物の一般予約販売を開始しました。これは、農業法人として農地を所有する新しい形の法人で、地域社会への貢献を第一に考えた取り組みが特徴です。

蓮葉果紅の背景



蓮葉果紅は2022年に設立された『株式会社Eternelle Beaute and Co.』のプロデュース事業からスタートし、2023年9月20日に独立した非営利法人として登記されました。農業と社会支援を同時に進めるこの法人は、地域創生のロールモデルとしての役割を果たすことを目指しています。

多様なリトリート空間とは



『蓮葉果紅』が提供するのは、食を通じたリトリート空間です。ここでは、無農薬の蓮根や古来種の山芋など、地域の食材を中心とした新たな食文化の創造を目指します。特に注目されるのは、冬の目玉商品として販売が始まる有機無農薬の蓮根です。この蓮根は、古代の大賀ハスを祖先とする品種で、甘みや旨味が際立ち、多くのレストランとの取引が始まっています。

目玉商品:無農薬蓮根の魅力



無農薬の蓮根は、収穫が300kg見込まれ、すでにマルシェでも販売が開始されています。普段の食生活では味わえない深い旨味を楽しめるこの蓮根は、地域に根付いた農業の新たな象徴となっています。価格は4,000円/2kgで、3kgや4kgの注文ではさらなる割引も適用されます。

幻の古来種山芋の成功



また、千葉市との結びつきを持つ古来種の山芋も提案されています。この山芋は、粘りがあり、非常に味わい深いもので、流通に乗ることが少ない希少な品種として「幻」と呼ばれています。こちらも2kgで5,500円から購入可能です。

地域への貢献



蓮葉果紅は、収穫したその一部を千葉市の社会福祉協議会やこども食堂、さらに難民支援団体を通じて提供しています。2024年には、学校給食への有機農作物供給を検討中で、地域の子どもたちに新鮮な食材を届ける活動を計画しています。

総合的な農業支援にも取り組む



非営利株式会社蓮葉果紅は、新規就農者や農業法人化を目指す企業に向けてアドバイスも行っています。そのため、農地所有適格法人としての要件をクリアした経験を生かし、今後も地域の農業を支える取り組みを続けていく所存です。

会員制度のご案内



蓮葉果紅では、会員制度を設けており、会員になった方は古民家や畑、竹林を利用可能です。また、個人会員は月額10,000円から、法人会員は月額100,000円からの参加が可能で、寄付による支援も受け付けています。

興味がある方は、12月4日からのメール予約を通じて、ぜひ新たな農業体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。会費は社会支援の一環として活用されます。

今後の展望



蓮葉果紅は、持続可能な農業と地域の発展を使命として未来を見据えた事業運営を進めています。地域の食と農を通じて人々がつながり、お互いに支え合う社会を築いていくことが、蓮葉果紅の目指す未来です。

会社情報

会社名
非営利株式会社 蓮葉果紅
住所
千葉県千葉市緑区上大和田町47
電話番号
03-3721-0696

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