地元の生産者とつながる貴重な体験
8月4日、パルシステム連合会のメンバーは栃木県那須塩原市に位置するカゴメの那須工場を訪れ、「旬を味わう国産トマトジュース(食塩無添加)」をテーマにした特別な視察を行いました。このイベントは新商品の発売に先立ち、製造工程を理解し、産地とのつながりを深めることを目的としています。見学にはパルシステムの利用者や役職員17名が参加し、合計24名がこの貴重な体験を共にしました。
生産現場の見学と理解を深める
視察は、カゴメのトマトジュース製造ラインや契約農家の圃場で行われました。参加者たちは、農場で実際に加工用トマトを収穫する体験を通じて、トマトジュースがどのようにして商品になるのかを確認しました。特に、今回のトマトはリコピンを豊富に含むよう改良された品種であり、収穫したトマトがどれほど健康に良いかを実感しました。このような体験により、参加者たちは生産者に対する感謝の意を深めました。
厳選された製造過程を体感
那須工場では、参加者全員が生産ラインの仕組みを学ぶために、カゴメの歴史や製造工程を説明する動画を視聴しました。その後、東京ドーム三個分の敷地を約90分かけて見学し、トマトがジュースとして製品化されるまでの工程を観察しました。参加者たちは、厳しい品質管理のもとで作られる温もりのある商品を実際に目にし、感銘を受けました。
新商品の試飲と評価
視察の後には、カゴメの「トマトジュース(食塩無添加)」と、9月から販売が開始される新商品「旬を味わう国産トマトジュース(食塩無添加)」の試飲が行われました。参加者からは、「本来のトマトの味が感じられる」「さっぱりしていて夏にぴったり」といった感想が寄せられ、新商品に対する期待が高まりました。
地産地消の取り組みを今後も推進
パルシステムは、今後も国産の原材料を積極的に使用し、地域の生産者を応援する取り組みを続けていくことを約束しました。また、2025年は国際協同組合年であり、協同組合の重要性やその役割を広めていくことが求められています。農業とのつながりを深めることは、地域の自給率向上にも貢献しています。
このような取り組みを通じて、消費者が安心して購入できる商品が増えることを期待しています。