新たな未来への第一歩!保護者連絡ツール「tetoru」に個別連絡機能が追加
保護者と学校をつなぐコミュニケーションプラットフォーム「tetoru(テトル)」が、2025年度から新たに個別連絡機能を導入します。これは、SchoolTech事業に取り組むClassi株式会社が展開しているもので、教員と保護者が円滑に連携できる環境を整えるものです。
「tetoru」の背景と目的
「tetoru」は2022年に導入されて以来、全国で4,641校以上の学校に利用され、欠席連絡といった基本的な連絡の効率化を助けてきました。この仕組みは特に、教員の働き方を革新するための重要な役割を果たしています。具体的には、教員は一斉に連絡する手間を減らし、時間を有効活用できるようになりました。さらに、保護者は必要な情報を瞬時に受け取ることができ、学校との連携が一層強固になっています。
新機能の特徴
今回追加される個別連絡機能は、教員が個々の児童生徒の保護者に直接メッセージを送ることを可能にするものです。この機能により、教員は従来のようにグループ設定を行う手間を省き、必要な情報を迅速に伝えられるようになります。たとえば、欠席の翌日や長期欠席した場合の連絡を、単に一組のグループに配信するのではなく、必要に応じて個別にメッセージを送信できます。
開発中のインターフェースのイメージによると、保護者はtetoruを通じて、必要な情報を直ちに受け取ることができます。これにより、面倒な電話や他の手段を使用せず、個別の連絡が可能になるのです。
利用価格と今後の展開
この個別連絡機能は、各学校・施設あたり月額1,500円(税込み年額18,000円)で提供されます。ただし、2025年4月から提供予定の集金機能をぜひ利用してほしいという思いから、その際に本機能を無償で提供するサービスも行われます。なお、この機能は教員から保護者への情報通知が主な機能であり、保護者からの返信や問い合わせの機能は搭載されていません。
tetoruの未来
tetoruは「手と手をとりあう」という理念のもと、今後もさらなる機能拡充を目指しています。教育の質を上げ、学校と保護者間の信頼関係を強化することが、私たちの目指す姿です。特に保護者とのコミュニケーションの効率化が図られることで、これまで以上に子どもたちの教育環境が充実することでしょう。
tetoruの概要
「tetoru」は、小中学校向けの保護者連絡サービスであり、基本機能として学校からの連絡配信や保護者からの欠席連絡が無料で行えます。また、教育委員会から保護者への一斉連絡機能も選択制で用意される予定です。そして、Classi株式会社は「子どもの無限の可能性を解き放ち」、学びの形を進化させるために、今後も教育現場でのサポートを続けていきます。教育プラットフォーム「Classi」とともに、未来の教育をより良いものにするため、引き続き努力していく所存です。