株式会社i-plugとHRクラウドの資本業務提携
株式会社i-plugは、新卒オファー型の就活サービス「OfferBox」を運営しており、学生と企業をつなぐ重要なプラットフォームを築いてきました。この度、HRクラウド株式会社との資本業務提携を発表しました。この提携は、今後の新卒採用における効率化やマッチングの精度を高め、両社の成長を促すことを目的としています。
提携の背景と目的
i-plugは「つながりで、人の可能性があふれる社会をつくる」というグループミッションを掲げています。このビジョンに基づき、同社は2026年卒の新卒生に対して、より多くの選択肢を提供することを目指しています。特に、アライアンスを強化することで、企業の採用活動を支援し、学生が自分らしいキャリアを築けるようサポートすることに注力しています。
HRクラウドは、採用管理システム「採用一括かんりくん」を通じて、企業の採用業務の効率化を推進しています。彼らのビジョンは、「明日の仕事が楽しみな世の中を創る」ことであり、業界を代表するクラウド型サービスを提供しています。
「OfferBox」の成長と提携の効果
i-plugの「OfferBox」は、2026年卒の学生について、3年生の決定人数が1,970人に達し、前年から54.4%増加しています。この成長をさらに加速させるために、HRクラウドとの提携は非常に重要です。新卒採用における一連のプロセスの効率化を図ることで、企業と学生のベストマッチングを実現し、決定人数の最大化を目指します。
具体的には、採用管理システム(ATS)の機能を強化し、企業の採用プロセス全体を管理・支援する体制を整えます。このことにより、企業はより迅速かつ適切な採用活動が行えるようになります。
提携による未来の展望
双方のリソースを活かし合うことで、i-plugとHRクラウドは、うまく連携しながら新卒採用の環境を整え、学生と企業の双方にとって価値のあるプラットフォームとなることを目指しています。「未来を担う若い世代から、もっとも選ばれるプラットフォームになる」というi-plugのビジョンは、HRクラウドとの提携によって一層現実味を帯びています。
また、イー・ファルコンやマキシマイズなど、関連会社との協力体制も強化していく予定です。これにより、さらなるサービスの充実を図り、より多角的なビジネス展開も視野に入れていく見込みです。
結論
今回の資本業務提携は、両社のビジョンを実現するための次なるステップとなります。今後、学生と企業がよりスムーズにマッチングできる環境を整え、双方の成長を後押しすることで、日本の人材市場に新たな革新をもたらすことが期待されています。