MNインターファッションがファッションワールド東京2024に初出展
2024年のファッションワールド東京にて、MNインターファッション株式会社が日本独自のファッション素材と持続可能なファッションを世界に向けて発信するために初出展しました。この展示会では「日本のファッション輸出エキスポ」として、新素材や環境に配慮した製品が大きな注目を集め、多くのバイヤーとの商談が行われました。
サステナブル素材が目を引く
今回の出展では、特に環境に優しい素材を用いたファッションアイテムが多く取り上げられました。ニュージーランド産の高品質メリノウールを使用したニットブランド「ANNUAL」や、紙の糸から作られた「WA.CLOTH」、バナナの茎を活用した「BANANA CLOTH」など、ユニークな素材が続々と登場しました。また、海洋ごみから再利用された「ONE OCEAN」や、色素を一切使わない無染色の「UNDYED」も来場者の関心を集め、多様な日本のサステナブルファッションが評価されました。
特に「ALLIED FEATHER+DOWN」は、ダウンの供給に関する透明性や品質の高さ、さらにはそのデザイン性においても非常に評価が高いと報告されています。このように、高品質で美しい日本のファッションが、持続可能性と共に世界にアピールする瞬間が生まれました。
MNインターファッションの歴史的背景と今後の展望
MNインターファッションは、2022年に日鉄物産の繊維事業と三井物産アイ・ファッションとの事業統合により誕生しました。この新たな企業は、アジア、ヨーロッパ、北米などの市場からの問い合わせを受け、国際的な市場でのポテンシャルを感じています。
今後は、日本の卓越した技術やデザイン力を生かしつつ、持続可能なファッション素材の開発をさらに推進していく考えです。持続可能な未来に向けた新たな挑戦を続け、国内外での影響力を強化していくことでしょう。
展示内容の詳しい紹介
- - ANNUAL (アニュアル): 環境にやさしいニュージーランドウールを使用した日常着ブランド。
- - ALLIED FEATHER + DOWN (アライドフェザーアンドダウン): サステナブルなダウン供給システムを構築したダウンサプライヤーが立ち上げたダウンウェアブランド。
- - WA.CLOTH (ワクロス): 紙糸から作られた環境負荷の少ない繊維。
- - BANANA CLOTH (バナナクロス): 廃棄されるバナナの茎を活用し、環境に配慮した持続可能な素材。
- - UNDYED (アンダイド): 天然素材そのものの風合いを大切にし、化学染料を使用せずに仕上げた製品。
- - ONE OCEAN (ワンオーシャン): 海洋ごみをリサイクルした素材で作られたファッションアイテム。
このように、MNインターファッションは自社の文化を通じて、持続可能なファッションの確立とその世界的な普及に向け、果敢に挑戦を続けています。日本の魅力的な素材と技術は、これからも多くの方々に新たな価値を提供していくことでしょう。