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阪神淡路大震災をテーマにした特別番組の受賞

2023年、JCOM株式会社が制作した特別番組『かわるもの、かわらないもの～神戸今昔～』が第51回日本ケーブルテレビ大賞のグランプリ総務大臣賞を受賞しました。このアワードは、全国のケーブルテレビ局の自主制作番組に対して1965年から行われているものです。J:COMがこの賞を受賞するのは、今回が初めてとなります。

この特番は、阪神淡路大震災から30年という節目に制作され、震災当時の神戸の街並みとその変化を映し出しています。具体的には、震災前後の写真を比較し、地元住民の証言を交えながら復興のプロセスを描いています。番組では「変わったもの」と「変わらないもの」を視点に、地域に生きる人々の歩みやその心境の変化を映し出し、将来の伝承や復興について問いかけます。

審査員たちは、地域密着型のケーブルテレビが災害時に果たす役割の重要性を強調し、特にこの作品は映像によって記録と記憶を辿るものとして評価されました。被災後の住民の心境の変化に光を当て、ケーブルテレビだからこそできる視点を持った作品となっています。

入賞作品のラインナップ

この特番以外にも、J:COMグループが制作した5つの作品が入賞し、特に以下の作品が高く評価されました。

• - 4K特別賞: 『キナミのパン日和』
• - 奨励賞:

- コミュニティ部門: 『第76回東葛飾地方中学校駅伝競走大会』
- ドキュメンタリー部門:
- 『脚折雨乞～人々をつなぐ龍神～』
- 『What is HINAN ～外国人と防災 熊本地震からの教え～』
- 『赤瀬川順原平 没後10年特別番組』

受賞作品の視聴方法

今回の受賞を記念して、『かわるもの、かわらないもの～神戸今昔～』はJ:COMチャンネルやJ:テレ オフィシャルYouTube、地域情報アプリ「ど・ろーかる」にて順次公開される予定です。視聴をご希望の方は、以下のリンクからアクセスしてください。

• - YouTube特設サイト
• - 地域情報アプリ「ど・ろーかる」は「Google Play ストア」及び「App Store」から無料でダウンロードできます。アプリ内のTOPバナーからコンテンツを視聴可能です。

これにより、より多くの人々が神戸の歴史と震災の教訓を共有し、未来に向けた復興の意識を持つきっかけとなることを願います。

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