TAMATAMA FESTIVAL 2024:多摩の魅力を再発見!
2024年10月19日(土)と20日(日)、東京都多摩市の多摩センターで、音楽とテクノロジーが融合した『TAMATAMA FESTIVAL 2024』が開催されます。
昨年の初開催では、約4万人が訪れたこのイベントは、多摩市の特性を活かし、歩行者と車両がそれぞれのスペースを持つパルテノン大通りや、旧西落合中学校跡地などを利用して、全エリアが入場無料という形で行われます。一部公演は有料ですが、イベント全体としては誰でも参加しやすい点が魅力です。
このフェスは、多摩ニュータウンの両名プロデューサー、NiEW株式会社の柏井万作氏と、株式会社WACKの元代表渡辺淳之介氏によるもの。二人は多摩市出身であり、地域のクリエイターや市民と連携しながら、地元の魅力を発信する取り組みを進めています。
多摩ニュータウンの再生と共生への取り組み
多摩ニュータウンは1965年から2006年にかけて開発された日本を代表するニュータウンです。しかし、人口減少や少子高齢化、都市基盤の老朽化といった課題に直面しています。これに対し、現在多摩市は若者、子育て世代、高齢者が共に暮らしやすい環境づくりへと舵を切っています。音楽やアートを通じた共生の場を作ることが、『TAMATAMA FESTIVAL 2024』の目的なのです。
イベントの内容とは?
『TAMATAMA FESTIVAL 2024』は、アートや音楽とテクノロジーをテーマに二つの主要なイベントで構成されています。
1.
NiEW TOWN PARTY
多摩センター駅前エリアで行われるこのフェスでは、音楽ライブやフリーマーケットなどが展開され、多様なアーティストが集結します。また、カレーメニューを楽しむ『東京カレーカルチャー IN TAMA』も同時開催し、多摩センターが一層賑わいます。
2.
タマテク 2024.Autumn
スマートシティに向けたテクノロジー万博として、新しい技術の展示やVR体験が可能です。スタートアップ企業が提供するさまざまな新サービスを体感できるイベントとなっています。
参加アーティストとプログラム
公式サイトでは、参加アーティストとして名のあるバンドやソロアーティストを発表しています。昨年同様、入場無料のイベントとして開催され、地域の音楽的な活性化が期待されています。また、旧西落合中学校では『WACKなりの文化祭』が行われ、WACKに所属するグループたちが出演し、スポーツや演劇、アート交流など多彩なプログラムが用意されています。
地域との連携
多摩市はこのイベントの後援に参加し、地域の活性化を図る取り組みに寄与しています。コロナ禍での文化活動の停止を経て、このような大規模イベントが開催されることで、地域のコミュニティが再び活気づくことが期待されています。
結論
多摩市が誇るポップカルチャーと先端テクノロジーの祭典、『TAMATAMA FESTIVAL 2024』。多世代共生の町づくりに向けた大きな一歩には、あなたの参加が不可欠です。ぜひ多摩センターで開催されるこの文化的な魅力を体感してみてください!