ファミリーマートが新サービス「ファミマふるさと納税」を開始

ファミリーマートが新たに「ファミマふるさと納税」を開始

2025年3月25日（火）に、ファミリーマートがコンビニエンスチェーン初となる「ファミマふるさと納税」をスタートします。この新サービスでは、寄附者へお礼品を迅速に提供する仕組みを採用しており、寄付後すぐにファミリーマートのアプリ『ファミペイ』に電子クーポンが送信されます。この画期的なサービスを通じて、地域貢献が簡単に行えるようになるのです。

便利なサービスの導入理由

ファミリーマートは、地域社会とのつながりを重視し、自治体との連携を強化するためにこの新サービスを開発しました。利用者はファミペイ経由で寄附先の自治体を選び、お礼品を選択。寄付すると即座に電子クーポンが発行され、全国のファミリーマート店舗で都合の良いタイミングでお礼品を引き換えられます。

お礼品の魅力

「ファミマふるさと納税」の第1弾では、新潟県津南町の「天然水」や、人気の「今治タオルハンカチ」をはじめ、サラダチキンスティックなど、使い勝手の良い20商品がラインアップされています。寄附は1,000円から可能で、手軽に地域の特産品を楽しめるのが魅力です。

利便性と環境への配慮

多くの人がふるさと納税において不満を抱えている中、ファミリーマートは利便性を高めることに成功しました。調査によると、寄附後お礼品がいつ届くか分からないと感じている利用者が41.3%にのぼりますが、ファミマふるさと納税ではその心配が不要です。顧客は自分のペースで店舗に訪れ、欲しい商品を受け取ることができ、宅配便利用時の再配達の手間を省けるため、環境負荷の軽減にも寄与します。

参画する自治体の期待

新潟県津南町の町長、桑原悠氏は「ふるさと納税を通じて地域を知ってもらう良い機会」とし、また、鹿児島県いちき串木野市の市長、中屋謙治氏も「知名度向上に寄与する」と期待を寄せています。埼玉県三芳町の町長も、多くの人に地域の魅力を知ってもらえるチャンスだと語りました。

利用手順とキャンペーン

この便利なサービスを利用するには、まずファミペイアプリをダウンロードし、専用サイトで寄付を行う必要があります。更に、2025年4月30日（水）までに総額5,000円以上の寄付を行うと、ファミマの人気商品に使える無料クーポンが進呈されるキャンペーンも開催中です。

ソーシャルな取り組みとファミペイの活用

ファミリーマートは、「ファミペイ」を通じて顧客とのつながりを深め、キャッシュレス化を推進することで業務の効率化を狙っています。今回の「ファミマふるさと納税」は、地域経済の持続可能な発展や、地域特産品の販路拡大にもつながる重要な取り組みです。

市場に新たな価値を提供するファミリーマートの『ファミマふるさと納税』は、地域貢献が一層身近に、そして手軽になったことを示しています。地域との共生を深めていくこのサービスに、今後も注目していきたいところです。