第10回LOEWE FOUNDATION Craft Prizeが開幕
LOEWE FOUNDATIONは、クラフト分野における革新と卓越性を称える「第10回LOEWE FOUNDATION Craft Prize」の応募を開始しました。この賞は、クラフトを探求する若きアーティストたちにとって、大きな機会となります。2027年春、ヨーロッパでの授賞式が予定されており、多彩な作品が一堂に会することとなります。応募期間は2026年7月9日から10月15日までとなります。
クラフトの多様性を称える受賞制度
LOEWE FOUNDATION Craft Prizeは、2016年に設立されました。第1回目の受賞者が選出されたのは2017年であり、以来、この賞は国際的なクラフトの評価基準を高める役割を果たしてきました。この受賞制度は、職人であるロエベのルーツにインスパイアされ、テキスタイル、陶芸、ジュエリー、漆芸など、あらゆるクラフト作品の優れた技術と創造性を評価することを目的としています。
特にこの賞は、手仕事の大切さや失われた技法の継承にも寄与しており、現代におけるクラフトの重要性を見つめ直す契機ともなっています。
応募条件と選考プロセス
応募するには、18歳以上で、オリジナルな作品であり、一部または全てが手作業で制作されたものである必要があります。すべての応募作品は専門家によるパネルによって審査され、その中から選ばれた30点がファイナリストとして選出されます。選考では、オリジナリティ、芸術的価値、技術的精緻さといった基準が厳しく評価されます。
受賞の栄光
選ばれた全ファイナリスト作品は、2027年春に欧州で開催予定の展覧会で一般公開され、その中から審査員によって大賞1作と特別賞2作が決定されます。大賞の受賞者には50,000ユーロが授与され、特別賞受賞者にはそれぞれ5,000ユーロが支給されます。
審査員の面々
今回の審査員には、ミクストメディアアーティストのイブラヒム・マハマや、前回の大賞受賞者パク・ジョンジンなど、さまざまな分野で活躍する専門家が揃い、今までにない多角的な視点で審査が行われます。
LOEWE FOUNDATIONの理念
LOEWE FOUNDATIONは、文化の振興と創造的な表現を支持することを目的とした財団であり、アート、デザイン、クラフトのさらなる発展を見据えた活動を行っています。過去10年間、本賞を通じて多くの作り手に新たな機会を提供してきたことが評価されています。
参加方法
LOEWE FOUNDATION Craft Prizeへの応募は、公式ウェブサイトで受け付けています。また、過去の受賞者やファイナリストの作品については、デジタルプラットフォーム「The Room」で閲覧することができます。特に、クラフトの最前線で活躍するアーティストたちの作品を体感してみてください。
まとめ
第10回となるLOEWE FOUNDATION Craft Prizeは、クラフトへの新たな視点やアイデアを生み出す舞台として、多くの若きアーティストたちの参加を心待ちにしています。新しい作品がどのように育まれ、評価されるのか、今から非常に楽しみです。