映画祭SSFF & ASIAが誇る短編映画『HANA』に音声ガイドが追加
国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)は、視覚聴覚障がい者向けの音声ガイドと字幕ガイドを搭載したショートフィルム『HANA』を発表しました。この项目は、映画祭のインクルーシブな取り組みに基づいて行われたもので、クラウドファンディングを通じて約38万円の支援を受けて実現した結果庖。
『HANA』の魅力
『HANA』は、岡元雄作監督による15分のコメディーションで、女子高生の心の葛藤を描いた作品です。このショートフィルムでは、芥川龍之介の小説「鼻」がインスパイアされた物語を基に、胸にコンプレックスを抱える女子高生が、友人からもらった薬で奇妙な自体に遭遇します。コメディと学園ドラマが交差し、観客にユーモアと感動を与えます。
主なキャストには、岡本夏美、北村優衣、大関れいか、浦上晟周、上島竜兵(ダチョウ倶楽部)など、若手の魅力が凝縮されています。作品が展示される際は、彼女たちの個性的な演技を楽しむことができます。
音声ガイドに肥後克広が参加
今回の音声ガイドには、コメディアンの肥後克広がナレーターとして参加しており、映像体験をより豊かにする役割を果たしています。音声ガイドの収録後、肥後は「映画に音声ガイドが付くことは、今の時代には当たり前のことになりつつある」とのコメントを寄せ、全ての人が映画を楽しめる環境を作る事への期待を語りました。
限定公開と今後の活動
『HANA』の音声ガイドと字幕ガイド版は、11月にクラウドファンディング支援者に向けて限定公開される予定です。また、SSFF & ASIAでは、引き続き誰もが楽しめる映画祭を目指し、10月20日から再度のクラウドファンディングを実施します。支持者には、映画祭への招待や『HANA』の先行視聴が特典として提供されます。
これにより、視覚聴覚障がい者も映画の感動を体験できる社会の実現に向けた挑戦が一層進みます。クラウドファンディングには、他にも支援者の名前の掲載や特別のご招待券などが用意されており、参加することでその映画祭を支援できる魅力的な機会が広がります。
秋の国際短編映画祭の概要
SSFF & ASIAは、毎年行われる国際短編映画祭で、2025年の秋の開催に向けて順次準備が進められています。上映会場として、東京都内の複数の施設が利用され、多くの作品が国内外から集められます。オンラインでも視聴できるチャンスが用意されているため、自宅から気軽に楽しむことができます。
ご興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れて詳細を確認し、参加を検討してみてください。映画を通じて新たな体験と感動を共に分かち合いましょう。