地方整備局等採用試験が開始へ
国土交通省が行う地方整備局等の選考採用試験は、即戦力としての人材を求めており、社会人経験者を対象に課長補佐級および係長級(技術)職の募集が行われます。この試験の受け付けは、令和7年4月16日から5月12日までです。
募集背景と目的
地方整備局は、道路や河川などの社会資本の整備や維持管理に携わる重要な組織であり、これからの日本において必要不可欠な役割を担っています。国土交通省では、これまで培った知識や経験を活かし、業務を円滑に進める即戦力となる人材を探しています。これにより、より効率的かつ質の高い社会資本整備を行うことが目指されています。
応募要件
選考に参加するには、以下の条件を全て満たす必要があります。まず、高等学校を卒業後、2025年4月1日現在で以下の職務経験が必要です。
- - 課長補佐級には通算26年の職務経験が求められます(短大等卒業の方は24年、大学卒業者は22年)。
- - 係長級では通算9年の職務経験が必要です(短大等卒業の方は7年、大学卒業者は5年)。
また、応募者は民間企業、官公庁、国際機関等において、電気、電子、情報工学、機械、土木、建築、材料工学、農業農村工学、林学、砂防に関する職務経験も必要です。特に課長補佐級については、技術士や各種施工管理技士などの国家資格を有するか、3年以上の管理職経験が求められます。
採用予定と勤務地
地方整備局では、各地域ごとに次のような採用予定があります:
- - 課長補佐級:若干名(各地方整備局による)
- - 係長級:20名から10名程度(地域による)
勤務地は各地方整備局及びその管内の事務所が予定されています。
選考方法
採用試験は、書類選考、論文試験及び面接試験を通じて行われる予定です。受験者は厳正な審査を受け、最も適した人材が選ばれることになります。
この機会に、公共事業に貢献したい方や、自身のキャリアを新たな方向へ進めたいと思っている方々にとって、挑戦の場となることでしょう。
最後に
募集の詳細やその他の情報は、国土交通省の公式ウェブサイトに掲載されています。興味を持たれる方は、ぜひご確認ください。国土交通省での新たな挑戦が、多くの優秀な人材を待っています。