株式会社サンアンドホープが厚生労働大臣から障害者雇用優良事業所表彰を受賞

株式会社サンアンドホープ、障害者雇用優良事業所表彰を受賞

株式会社サンアンドホープが令和7年度「障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣表彰」を受けました。この表彰は、障がい者雇用の推進に貢献し、明確な成果を上げた事業所に与えられるものです。サンアンドホープは、農業・園芸関連の製品製造を行う企業で、福岡県北九州市に本社を置いています。

ノーマライゼーションの理念

同社は、障がいの有無にかかわらず、全ての人が共に働き活躍できる環境づくりを目指しています。今回の受賞は、「ノーマライゼーション」の理念に基づいた以下の取り組みが評価されたものです。

1. 障がい者雇用モデルの確立
- 製造業での障がい者の雇用を確立し、他の企業の模範となる取り組みを行っています。

2. バリアフリー環境の整備
- 作業工程の工夫や、働きやすいバリアフリー環境の構築により、全ての社員が快適に働ける職場を整備しています。

3. キャリア支援と研修制度の充実
- 地域の学校や支援機関と連携し、障がい者向けのキャリア支援や研修を行い、就労後の安定を図っています。

4. 長期的な雇用定着率の向上
- 雇用の継続を促進し、社員が安心して長く働ける職場環境を実現しています。

表彰式は令和7年9月9日に東京都千代田区の丸ビルホールで行われ、厚生労働省の職業安定局局長が表彰状を授与しました。代表として常務取締役の大山康彦氏が出席しました。

代表者のコメント

代表取締役の中武英一氏は、「このたびの受賞は、創業以来掲げてきた『障がいを持った方々の働く場所を守る』という使命の社会的評価だと思っています。弊社は1997年に設立し、福岡と兵庫で園芸用・農業用製品を作り続け、多品種・小ロット生産を行っています。その根底には障がい者の皆様の職務に対する資質や能力があります。」と語りました。

彼はさらに、「受賞の背景には、多くの方々のサポートがあったからこそ実現できた成果であり、今後も社会に貢献し続ける企業活動を目指していく所存です。」と表明しました。サンアンドホープはサステナブルな商品開発にも力を注ぎ、人と地球に優しい未来を追求しています。

会社概要

株式会社サンアンドホープは、開発した製品を通じて社会と環境に貢献してきました。その理念は、企業活動を通じてより良い未来へと繋げていくことです。本社は福岡県北九州市門司区にあり、設立は1997年です。資本金は270百万円で、主に肥料や培養土の製造・販売を行う企業です。

一方、親会社であるwelzoは、持続可能な社会を目指す専門商社で、幅広い農業資材や家庭園芸用品などを取り扱っています。これからも株式会社サンアンドホープは、障がい者雇用や環境に優しい製品作りを積極的に進め、地域社会に寄与していくことでしょう。