萩原酒造の新たな一歩:170周年記念酒
創業1855年の歴史を誇る萩原酒造が、170周年を迎えたこの度、新しいブランド『萩原』を発表しました。このリブランディングでは、家紋である「抱き茗荷」を元にした新ロゴデザインが登場し、伝統を重んじながらもモダンな印象を与える姿に生まれ変わりました。100年後も色あせることのない酒蔵の姿勢が、これからの日本酒文化を支えるでしょう。
新たな日本酒の楽しみ方提案
新生『萩原』は、感情やライフスタイルに寄り添った3つのカテゴリーで構成されています。これまでの銘柄選びとは一線を画し、「今日はどの萩原にしよう?」と選ぶ楽しみを提供。
1. LOVE:甘酸っぱさを楽しむ
甘酸っぱい記憶をテーマとした『LOVE』は、フルーティーな香りと柔らかな甘さのバランスが特徴です。日本酒初心者や女性にも認知されやすく、日常のちょっとしたご褒美や贈り物にも適した味わいを実現。
2. SKY:爽やかでアクティブ
『SKY』は、パーティーやアウトドアシーンにぴったりの爽快感を重視しています。弾けるような微発泡や活性にごりなど、特に飲みごたえのあるシュワシュワ感が魅力です。空をイメージしたさっぱりとした味わいが、より多様な楽しみ方を提供します。
3. FOREST:深い味わいを堪能
環境に配慮した製法を用いた『FOREST』では、木桶仕込みや生酛/山廃といった伝統的な手法を活かしながら、自然の恵みを感じさせる深い味わいを実現しています。売上の一部は環境保全活動に寄付され、その取り組みがSNSでも報告される予定です。
金賞3冠に輝く170周年記念酒
さらに、リブランディングの一環として仕込まれた「萩原 純米大吟醸 ひたち錦」「美山錦」「八反錦」の3種類が、最近発表された「Japan Women’s SAKE Award」での受賞を果たしました。特に、フルーティー部門では2本、リッチ&ウマミ部門では1本が金賞を獲得しています。
これらの170周年記念酒は、10月1日【日本酒の日】から数量限定で販売されます。全て720ml瓶で仕立てられ、価格は4000円(税抜)となる予定です。
萩原酒造のビジョン
「LOVE」「SKY」「FOREST」の3つのカテゴリーは、まさにこれからの『萩原』を象徴するコンセプトです。日本酒をもっと自由に楽しんでほしいという願いが込められています。一人でも、誰かと共有しながらでも、その日の気分に合う一本を見つけることができるでしょう。
「萩原酒造株式会社」専務取締役であり、七代目蔵元予定の萩原康久氏によると、これからの日本酒文化を通じて人々がより自由に楽しむことにつながることを期待しています。
お問い合わせ情報
萩原酒造株式会社に関する詳しい情報は、公式オンラインストアまたはInstagramでご確認ください。地域に根ざした日本酒作りの姿勢を今後もご期待ください。