ヘラマンタイトンの新製品、軽量化された電線支えで工事効率向上

新たに登場した電線支え「門型ケーブルサポート」

ヘラマンタイトン株式会社が、電気配線工事に最適な新製品「門型ケーブルサポート」を4月4日から販売開始しました。この製品は、水平および垂直両方の配線で使用できる柔軟性を持ち、工事現場での作業効率を大幅に改善することを目的としています。しかも、従来の金属製と比較して大幅に軽量化されているため、利便性も格段に向上しています。

軽量化によるメリット

通常、電線支えには金属が使用されることが多いため、重量が気になる点でした。しかし、門型ケーブルサポートはプラスチック製で、軽量化の恩恵を享受できます。この軽量化は、作業員の負担を軽減し、現場での取り扱いも容易になります。これにより、作業時間の短縮が期待でき、工事全体の効率化につながるのです。

作業工数と部品点数の大幅削減

この新製品の特長のひとつは、作業工数の削減です。通常、電線束の径に応じた部品を用意する必要がありましたが、門型ケーブルサポートではその必要がありません。また、ゴム板やビニールテープでの固定も不要となるため、結果として部品点数の削減も実現します。これにより、施工時のトラブルや手間が大幅に減少するのです。

柔軟な固定方法

門型ケーブルサポートは、配線の向きに応じた柔軟な固定が可能です。水平配線では地面から一定の距離を保ちながら電線を固定でき、垂直配線においては、複数の電線を均等に固定することが可能となります。このため、配線の美観や機能を損なうことなく、確固たる固定力を提供します。

製品質量と仕様

この製品は、型番としてGCS100とGCS200があり、全長はそれぞれ100mmと200mmです。また、適用ビスはM4で、使用できるインシュロックタイはT120タイプまでのものが対応しています。耐久性に優れた66ナイロン素材を使用しており、耐熱・耐寒性能にも優れており、常時使用温度範囲は-40℃から+110℃まで対応できます。