青木ユリシーズ写真展「残された情景」開催
新宿の人気スポット、新宿 北村写真機店で、青木ユリシーズ氏の個展「残された情景」が開催されます。展覧会は2024年の10月6日(日)から10月20日(日)までの期間で、同店が新たにリニューアルオープンした地下1階の「ベースメントギャラリー」にて行われます。この個展では、青木氏が撮影した都市風景をテーマにした数十点の美しいカラー写真を展示し、来場者に独自の視点を通した街の魅力を感じてもらう事を目指しています。
キャンディッド写真で描く東京
青木ユリシーズ氏は、「キャンディッド写真」として知られるスタイルで作品を制作してきました。これは、日常の中で自然な瞬間を捉える手法であり、長年にわたり東京の生き生きとした風景や人々の姿を撮影してきました。彼の写真作品には、取り壊された古い壁の断片や色鮮やかなLEDが映し出され、東京の街の変化や社会の動きを鮮やかな色彩で表現しています。特に、青木氏がコロナパンデミックを経て感じた日本の激動を基にした作品が中心となっており、観る者に深い印象を与えることでしょう。
多様な対比を楽しむ
展覧会では、東京の都市風景だけでなく、「永遠の都」と称されるイタリア・ローマの写真も交え、多様な対比を展示します。彼の作品は、単なる風景写真ではなく、社会や文化を映し出し、観る人々に新たな視点を提供します。
開幕イベントと特別企画
展覧会の初日には特別イベントを企画しています。10月6日(日)には青木氏のトークショーを予定しており、ご来場の皆さんに彼の撮影哲学や作品について直接聞く貴重な機会を提供します。また、10月12日(土)には青木氏と共に新宿の街を散策しながら、実際にキャンディッド写真を撮影するフォトウォークの開催も予定されています。詳細や参加申込みについては、後日新宿 北村写真機店の公式ウェブサイトで発表される予定です。
青木ユリシーズ氏のプロフィール
青木ユリシーズ氏は、日本人の母とアメリカ人の父を持つアーティストであり、東京を拠点に活動しています。彼はこれまでにも、ドイツ・ハンブルグやイタリア・ラゴネグロのアートギャラリー、日本の日比谷OKUROJIアートフェアなどで作品を展示しています。ドバイでの写真ワークショップやミラノファッションウィークでの展示など、国際的に活動の幅を広げてきました。特に、サステナビリティの分野でも豊富な経験を持ち、国連関連のセミナーに登壇するなど多岐にわたるプロジェクトに取り組んでいます。
ベースメントギャラリーについて
新宿 北村写真機店の地下1階に位置するベースメントギャラリーは、2024年6月にリニューアルオープンしました。『地下から写真文化の発信』をテーマに、写真の楽しさや魅力を広めるスペースとして誕生しました。各ジャンルのフォトグラファーによる展示会を定期的に行い、写真愛好者にとって楽しめる場を提供しています。
新宿 北村写真機店の店舗概要
新宿 北村写真機店は2020年7月にオープン。カメラ全般の販売から修理、メンテナンスまで幅広いサービスを提供し、写真とカメラに関する方々に喜ばれています。特に2024年6月にはライカブティックを新設し、カメラ初心者から上級者まで楽しめる環境づくりを目指しています。営業時間は毎日10:00から21:00まで、年末年始を除いて無休で運営されています。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。