nana's green teaニューヨーク店が創生する新たな流行
日本茶と抹茶をテーマにしたカフェブランド「nana's green tea」は、その海外展開が順調に進んでいます。2024年3月にオープンしたニューヨーク・Broadway storeが、開店以来5ヶ月連続で国内外の全店舗の中で最高売上を記録し、特に注目を浴びています。この勢いは、近隣のシアトル店の約3,400万円をも上回る月商4,000万円の売上で支持されています。
ニューヨーク店の魅力
同店の人気の理由は、国産の高品質な抹茶や茶葉を使用している点にあります。国内と変わらない水準でのクオリティを保つため、店舗の主要メンバーは来日し、実際に研修を受けることで、nana's green teaのこだわりを体現しています。また、店舗デザインにも日本の「侘び寂び」の精神を取り入れ、自然素材を使用して温かみのある空間を演出しています。
店のロケーションは、観光地のエンパイア・ステート・ビル近く、W 31st Stとブロードウェイの交差点に位置しています。このため、訪れる顧客はビジネスや観光の合間に、落ち着いた空間で日本の味わいを楽しむことができます。
店舗スペック
- - 住所:1250 Broadway, New York, NY 10001, US
- - 営業時間:平日 11:00〜22:00 / 祝日 11:00〜23:00
店内は約150㎡の広さを持ち、70席を有しています。開放的な空間では、抹茶を楽しみながら、ふんだんに用意されたドリンクやスイーツを堪能することができます。このような環境で、古民家の木材を再利用したベンチに腰掛けることで、持続可能性についても考える機会が提供されます。
海外事業の拡大へ
nana's green teaは、2012年にシンガポールにAsia Pacific本部を設立し、10年の間に多数の海外店舗を展開してきました。アメリカ市場向けにカリフォルニア州に北米本部を設立した2018年からは、さらにフランチャイズ体制を強化し、2030年までに北米での100店舗展開と合計200店舗の海外展開を目指しています。今後の成長が期待されるこのブランドは、世界中で日本茶の魅力を広める役割を担うことでしょう。
まとめ
nana's green teaニューヨーク・Broadway storeの成功は、国内外での売上の自己更新だけでなく、ブランド全体の注目度を高めています。そして、店舗デザインや食材へのこだわり、さらには持続可能性への配慮など、今後の海外展開においても、その哲学が消費者に受け入れられていくことでしょう。このカフェがもたらす新しい日本文化の魅力を楽しみにしている人々も多いはずです。