ソニー製オンライン録音アプリ「Jam Studio」がアルファドライブに譲渡
最近、ソニーエンジニアリングが開発したオンライン録音スタジオアプリ「Jam Studio」が、株式会社アルファドライブに事業譲渡されることが発表されました。これにより、Jam Studioは新たなステージを迎えることになります。この譲渡の背景にある意義や今後の展望を探ってみましょう。
Jam Studioの誕生と成長
2017年11月にリリースされたJam Studioは、音楽制作を行うミュージシャンが、自由な時間と場所で音楽を共創できる環境を提供することを目的に開発されました。多くのプロミュージシャンとのコラボレーションや、ソニーミュージック主催のオーディションなどの取り組みを通じて、多彩なアーティストたちに支持されており、順調にユーザー数を拡大してきました。
アルファドライブとの新たな関係
今回の資産譲渡により、Jam Studioの運営はソニーエンジニアリングからアルファドライブに移管されます。アルファドライブは、企業内新規事業の支援を専門とする企業であり、「企業が革新を生むための手法と機会を提供する」ことをミッションとしています。これにより、Jam Studioはより柔軟な資本・投資戦略を立案し、さらなる成長を目指すことが可能になります。
資産譲渡契約の詳細
資産譲渡契約は2019年5月17日に締結され、効力発生は2019年6月1日予定です。譲渡される資産は、オンライン録音スタジオアプリ「Jam Studio」に関するもので、譲渡対価については非公表となっています。このような背景の中、Jam Studioは新たな投資を受けることで、さらなる機能向上やサービス品質の向上が見込まれています。
Jam Studioの機能と魅力
Jam Studioは、最大8人での重ね録りが可能なステレオ8トラック機能を持ち、1曲あたり最長10分の録音が行えます。これにより、ミュージシャンたちは質の高い音楽を共同で創造し、楽しむことができます。また、アプリ内でのコミュニティ機能を活用し、他のユーザーと共演できる機会も提供しています。
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未来の展望
アルファドライブへの譲渡により、Jam Studioは新たな発展を遂げることが期待されています。これまで以上にユーザーに対して価値を提供し、サービスレベルの向上を目指すとされています。また、アルファドライブの持つ企業支援の専門性により、音楽活動の現場で必要とされる機能やサポートが増えていくことでしょう。
この譲渡により、Jam Studioがどのような変革を遂げ、音楽の未来にどのように関与していくのか。今後の動向に要注目です。