子供たちの未来を拓く「CORD PROJECT」の全貌と取り組み

CORD PROJECTの背景

CORD PROJECTは、2021年からスタートした陸上競技のトレーニングをベースにした「CORD ATHLETE CLUB」を起源にしています。近年、子供たちのスクリーンタイムが増加し、運動能力の低下が懸念されています。このような状況は、身体的な成長のみならず、精神的な向上にも悪影響を及ぼしています。

この流れを受け、CORD PROJECTは子供たちに質の高いスポーツ教育を提供し、より良い環境を整えることを目指しています。設立から4ヶ月で800名近くの生徒が参加し、参加者の数は急速に増加しました。保護者からは、「子供が元気になった」「活発になった」といった声が寄せられ、活動の重要性が再確認されています。

取り組み内容

プロジェクト1：小学生向けの無料スポーツスクール

CORD PROJECTは、小学生を対象にしたスポーツスクールを新たにスタートします。このスクールでは、現役のアスリートが直接指導を行い、東京、神奈川、大阪、兵庫の4エリアで展開されます。子供たちがスポーツを通じて「諦めない力」「チャレンジする勇気」「協力する力」を育むことを目的としています。

各レッスンでは、走る、跳ぶ、投げるといった基本的な陸上競技の要素を取り入れ、運動能力の向上を図ります。また、他のスポーツにも役立つ基礎的な能力を養うことで、スポーツへの苦手意識を克服してもらうことを目指しています。

プロジェクト2：クラウドファンディングによる新スクール設立

さらに、子供たちのための新しいスポーツスクールを設立するために、クラウドファンディングプロジェクトがスタートします。募集期間は2023年2月17日からで、寄付プラットフォーム「Syncable」を用いて資金を集めます。新しいスクールは東京（お台場）、千葉（柏の葉・酒々井）、埼玉（大宮）、京都（梅小路）に設置される予定です。

集まった資金は、スクールの運営に必要な設備やレッスン会場費、指導を行うアスリートへの活動費に充てられます。本プロジェクトを通じて、月間約40回のクラス開催が見込まれており、より多くの子供たちがスポーツに触れる機会が増えます。

スポーツとウェルビーイングの重要性

スポーツ庁が発表した調査では、運動の重要性が改めて認識されています。コロナ禍で運動時間が減少し、運動習慣が崩れる中、子供たちにとって体を動かすことの大切さが強調されています。今後は少子化や部活動の減少が予想され、子供たちがスポーツを経験する機会が限られてしまう可能性があります。

CORD PROJECTは、子供たちにとってスポーツの楽しさを実感し、仲間とのつながりを育むことができる環境を提供することで、ウェルビーイングな社会の実現を目指しています。心と体が健康で幸せな生活を送るために、スポーツが日常生活に根付くよう努めていきます。

以上のように、CORD PROJECTは子供たちのスポーツ環境の改善を通じて、次世代の心と体の成長を促進し、より良い社会の実現に寄与します。