EDP graphic worksが世界的賞を受賞
映像デザイン会社のEDP graphic worksが、著名なクリエイティブアワード「D&AD Awards」において、名誉ある金賞であるYellow Pencilを獲得しました。この賞は、デザインと広告の分野における独創的な作品を称えるものであり、1962年に設立されて以来、多くの優れた作品が受賞してきました。
受賞作品の概要
「D&AD Awards」は、53カ国から1229作品のエントリーがあり、400人を超えるクリエイターやデザイナーが厳正な審査を経て、合計664の作品が受賞に至りました。特に、EDP graphic worksが受賞した「47 INTERNSHIP」は、日本から出品された全ての作品の中で唯一のYellow Pencilを受け取ったプロジェクトです。このプロジェクトは、47都道府県からの学生と複数の企業が協力して行ったオンラインインターンシップです。
「47 INTERNSHIP」プロジェクトとは?
このプロジェクトは、エンカレッジと電通若者研究部が手掛けたもので、地方と都市部の大学生の接点を広げることを目的としています。新型コロナウィルスによる影響で、学生たちの就職活動がさらに厳しくなっている中、オンラインインターンシップのプラットフォームを通じて、都市部と地方のギャップを埋め、より多くの就活機会を提供することを目指しました。
プロジェクトでは、学生たちが「次の時代に求められる企業の行動や振る舞い」を考えるグループワークも行い、実践的な経験を通じて成長する場を提供しました。
EDP graphic worksの役割
EDP graphic worksは、プロジェクト専用のウェブサイトやプレスリリース用のGIFアニメーションを制作しました。特にZoomを使用したインターンシップにおいて、よく見られる動作やシチュエーションを赤と黒のピクトグラムで表現し、参加した48名の学生の動きを映像化しました。このデザインは、Zoomの画面内でカメラに映る人の動きをリアルに再現することに重点を置き、その過程で生じるさまざまな「Zoomあるある」を取り入れた優れた映像作品となりました。
受賞の意義
「D&AD Awards」における受賞は、EDP graphic worksのクリエイティブな取り組みが国際的に評価されている証です。これまで数々のプロジェクトで培ってきたデザインのスキルが、今後も新たなクリエイティブを生み出すきっかけとなることでしょう。
会社情報
EDP graphic worksは、東京都渋谷区に拠点を置く映像デザイン会社であり、広告やブランディング、映画、ドラマ、ミュージックビデオなど多岐にわたる分野でモーショングラフィックデザインを手掛けています。代表取締役の加藤貴大氏が率いるこのスタジオは、アートディレクションやグラフィックデザインなど、幅広いデザインサービスを提供しています。
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受賞を通じて、EDP graphic worksは今後も新たなチャレンジを続け、より多くのクリエイティブワークを世に送り出していくことでしょう。