全国に広がる20,000以上の趣味教室の情報を提供している「趣味なび」が、GMOインターネットグループに仲間入りしました。2024年10月31日、株式会社趣味なびはGMOメディア株式会社の傘下に入り、これに伴い社名を「GMO趣味なび株式会社」へと改めました。また、主要なサービス名も『趣味なび byGMO』に変更され、ユーザーにより親しみやすくなります。
この変革の背景には、GMOメディアの教育プラットフォーム「コエテコ byGMO」があります。このサービスは、IT人材不足やリスキリングの需要の高まりに応じて、子どもから大人までの学びを支援しています。GMO趣味なびは、290のジャンルからなる20,000を超える趣味教室のネットワークを活用し、『夢中があふれる世界の創出』を掲げ、人生100年時代の生きがい寿命の延長に寄与することを目指しています。特に、高齢者向けのフレイル予防や生きがい創出のためのプログラム提供に注力し、趣味と学びを結びつけた新しい体験をはじめています。
さらに両社は、これまでのノウハウを組み合わせることで、ユーザーの利便性を大幅に向上させることができると見込んでいます。これは、既存サービスの市場シェアの拡大と、新たなサービス展開にもつながると考えられています。このグループジョインを通じて、GMO趣味なびは趣味と学びの機会を増やし、笑顔があふれるコミュニティの実現に貢献します。
【変更されたサービス名】
GMO趣味なびでは、以下のようにサービス名が改称されます:
- - 趣味なび → 趣味なび byGMO
- - Waccas → 趣味なびキャスティング byGMO
- - 趣味なび大学 → 趣味なび大学 byGMO
- - わたしの趣味資格 → 趣味なび資格 byGMO
- - ならくる → 趣味なびレク byGMO
これにより、ユーザーに対して分かりやすく、親しみやすいブランドを提供し、さらに多くの人々に利用してもらうための基盤を築きます。
【今後の展望】
GMOメディアは2025年1月から、登録済みの趣味教室向けに「コエテコカレッジ byGMO」というオンラインスクールプラットフォームを提供する計画を立てています。このプラットフォームは、趣味教室の講師がオンラインレッスンを容易に提供できる環境を整えるものであり、リアルの教室を利用していた講師の新たな収入機会を生み出すことが期待されています。また、訪日観光客に日本文化を体験させる講師とのマッチング事業も立ち上げ、インバウンド市場へのアプローチを強化する考えです。
このように、GMO趣味なびは今後も多面的な事業展開を進め、趣味・学びを通じた新しい価値提供を持続的に行っていく予定です。趣味なびが提供する各教室での活動が、地域社会や広域ネットワークの中で新たな出会いや学びの場を生み出すことで、より豊かで多様な体験ができるようになることでしょう。今後の発展に注目です。